株式会社JX通信社(東京都千代田区 代表取締役 米重克洋、以下 当社)は、浜松市ファンドサポート事業における取組みを推進している株式会社トラジェクトリー(東京都中央区 代表者 小関賢次、以下 トラジェクトリー)の実証実験に技術協力いたします。
この度、浜松市ファンドサポート事業に採択されているトラジェクトリーが行う災害時の臨時ネットワーク網の構築を目的としたドローン実証実験の一環で、発災初動期(風水害)における状況把握手法の1つとして、当社のAIリスク情報(SNS)収集システム「FASTALERT」を活用します。
◾実証日時・場所等
1 実施日時
令和5年1月24日(火) 午前10時30分~11時30分

2 実施場所及びドローン離発着地点
浜名協働センター

3 スケジュール
【午前10時】
現地受付開始
【午前10時30分~11時30分まで】
⓪プロジェクトの説明
1.SNSによる災害時の情報収集
2.災害時の臨時ネットワーク網の構築
3.ドローン飛行実証・映像配信
4.取材質問対応、機体展示

4 参画企業
 株式会社トラジェクトリー、株式会社フジヤマ、株式会社JX通信社

◾本実証の目的と取組概要
浜松市では、令和4年台風第15号により広範囲で浸水被害があり、市道の橋が一部崩落、通行止め、片側交互通行、土砂崩れ、住宅被害などが発生しました。
迅速かつ適切な現況把握や初動対応の在り方を検証するため、「AIを活用したSNS等からの状況把握技術」「ドローン等のIoT機器の活用による広域把握技術」「正確かつ迅速な現況モデリング技術」のそれぞれを組み合わせた状況把握手法の実効性を検証します。
実証の流れは下図のフローをご参照ください(※今回は実証となりますので、作業の一部割愛など、災害時の実際の流れと異なる点もあります)。

図 実証の流れのイメージ(赤字が当社技術の該当内容)
◾「FASTALERT(ファストアラート)」について
「FASTALERT」は、AI(人工知能)がSNSやNewsDigestから災害、事故、事件などの情報を自動収集し、デマ情報の排除・位置情報の推定を経てリアルタイムでWeb配信するリスク情報提供サービスです。2016年9月のリリース後7ヶ月で、全ての民放キー局とNHKで採用。各局ニュース番組における「視聴者提供」動画定着の原動力になりました。2018年の日本新聞協会 技術開発奨励賞を受賞。 現在はビッグデータリスク情報SaaSとしてシェアNo.1の業界標準として、全国の大半のテレビ局や新聞社に採用されているほか、警察、消防、自治体、一般企業等でも幅広い導入実績があります。
図 FASTALERTによる災害時における情報配信の一例 (令和4年台風第15号時(9月23日)の静岡県浜松市)
URL:https://fastalert.jp/public

◾JX通信社について
JX通信社は、報道領域に特化したテックベンチャーです。
「1億人を動かすニュースを創る」というビジョンを目指して、国内の大半の報道機関のほか官公庁やインフラ企業等に、SNSをはじめとする各種ビッグデータからリスク情報をリアルタイムに検知・配信する「FASTALERT(ファストアラート)」、報道価値の高いニュースをAIで速報するニュース速報アプリ「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」といった速報・アラートサービス、報道規格の高品質な選挙情勢調査サービス「JX通信社 情勢調査」などを提供しています。

取組内容に関するお問合せ先  :biz@jxpress.net (JX通信社 公共戦略部:広兼)
報道や取材についてのお問合せ先:info@jxpress.net (JX通信社 広報担当:和泉)

配信元企業:株式会社JX通信社

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