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デザイン変更 PHEVパワーアップ

メルセデス・ベンツは、CLAクーペとCLAシューティングブレークの改良新型を発表した。スタイリングを改め、標準装備を充実させたほか、電動パワートレインも強化している。

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エクステリアとしては、フロントバンパー、ラジエーターグリル、リアディフューザーに新しいデザインを採用し、スポーティな印象を強めている。さらに、LEDハイパフォーマンス・ヘッドライトを標準装備とした。

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メルセデス・ベンツCLAシューティングブレーク    メルセデス・ベンツ

ホイールには新しいデザインが追加されたほか、ボディカラーとして「ハイパーブルー(CLA専用)」と「スペクトルブルー」の2色を追加。オプションの選択肢を広げた。

インテリアでは、7インチと10.25インチディスプレイを搭載し、車載システム「MBUX」も改良。アップル・カープレイ/アンドロイド・オートのワイヤレス接続機能を備えている。

持続可能性に配慮した内装材も新たに導入された。ステアリングホイールは標準ではナッパレザーを使用するが、オプションで人工皮革「ARTICO」を選べるようになった。シート表皮には人工皮革とファブリック(100%リサイクル素材)を組み合わせたものを使用する。

AMGラインでは、人工皮革とマイクロファイバー「MICROCUT」を組み合わせたシートを標準とし、リサイクル素材の使用率はシートミラーが65%、ボトムが85%となっている。

PHEVプラグインハイブリッド)のCLA 250eでは、パワートレインに改良が施された。バッテリーの使用可能なエネルギー量が増加し、電気のみでの航続距離が延長されたという。クーペでは71~82km、シューティングブレークでは68~80kmとされている(いずれもWLTP暫定値)。

電気モーターの出力は5kW(6.8ps)向上し、80kW(109ps)となった。システム出力は160kW(218ps)。

充電機能も拡充されている。交流(AC)で最大11kWまで対応するようになり、直流(DC)は引き続き最大22kWの充電が可能。10%から80%まで約25分で充電できるという。


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