ノッティンガム・フォレストは20日、ニューカッスルニュージーランド代表FWクリスウッドの獲得を発表した。

 現在31歳のウッドは、レスターやリーズなどでのプレーを経て、2017年夏にバーンリーへと移籍。そこから4シーズン連続で2桁ゴール(10、10、14、12)をマークし、ショーン・ダイシ監督時代のバーンリーが残留し続ける原動力となっていた。2022年冬にニューカッスルへ移籍するが、バーンリー時代の輝きは放てず。スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの加入も重なって、序列はCFの3番手となっていた。

 なお、フォレストは今冬すでにブラジル代表MFのグスタボ・スカルパ、同代表MFダニーロを獲得済み。ウッドはこの期間3人目、夏と合わせて今季25人目の補強となる。また、背番号は「39」を背負うことになった。

 また、移籍形態は2023年の夏に買取義務が付帯したローン移籍とのこと。今季終了まではローン移籍で、23年夏よりフォレストに完全移籍となる。

 ウッドは加入に際し、クラブ公式サイトでコメントした。

「素晴らしい気分だし、ここにいられることにとても感謝している。ノッティンガム・フォレストは何度も対戦してきた巨大なクラブだけど、今赤いシャツを着てクラブのために戦えることは素晴らしいことだ」

「過去1年半の物事の移り変わりを見ることが出来たが、それは正しい方向で進んでいるプロジェクトだ。何よりも上を見上げるクラブであり、多くのハードワークが必要になると思うけど、チームは団結している」

「自分もこのリーグに長くいるから、若い選手の助けになり、皆をまとめるために多くの経験をもたらせることを願っているよ。ビジター(のチームの一員)として、『シティ・グラウンド』は常に敵対的な雰囲気だった。観客は熱狂的で力強いので、今はそんな情熱的なファンが自分の近くにいることに感謝している。そこでプレーするのが待ちきれない」

N・フォレストがFWウッド獲得を発表 [写真]=Getty Images