自宅で多数の犬猫と暮らす俳優でタレントの坂上忍が、長年交際する恋人の不在時に一人で“家族”のお世話に奮闘する動画をYouTubeで公開した。

参考:【写真】坂上忍が手掛けた動物保護ハウス「さかがみ家」の全貌

 芸能界きっての愛犬家として知られる坂上。22年4月には、恵まれない環境下に置かれる犬猫を保護し、新しい飼い主のもとに譲渡するまでの間の仮住まいとして使用する動物保護ハウス「さかがみ家」をオープンして話題を呼んだが、それ以前より、自宅でも20匹以上の犬猫を長年内縁関係にある女性とともに飼育している。

 23年1月17日に公開した「坂上パパ、主夫します。 ~帰省中のママのぶんも頑張るひとりお留守番!~」と題した動画では、お正月に「ママさん」と呼ぶ恋人が実家へ帰省したことを受け、坂上一人で数日間 “主夫業”に専念することとなった。

 多頭飼いゆえに、お世話はかなりハード。朝と夕方の散歩を終えると、それだけでもうクタクタの状態に。主夫業挑戦1日目にして、坂上は「大変だ。疲れちゃった」と弱音を吐き、「とりあえず呑みます」と酒の力を借りていた。

 このように、愛犬・愛猫の世話に追われる坂上だが、当然ながら、家事も一人でこなさなければならない。2日目にはキッチンに立ち、「ママさんがいないので、久しぶりに作ってみたい料理があって」と言い、子どもの頃からの好物で、唯一母親から作り方を教わったという「スジ肉の煮込み」を作る場面もあった。3日目の朝、お世話や掃除、洗濯などを終えて「ようやく一息ついたところ」という坂上は、「想像していた以上に丸一日フルのお世話が、かなり労力を要すると気付いた……」としんどそうな顔をした。

 そして4日目。この日には、恋人が帰ってくるとのことで、朝のお世話を終えた坂上に残されたタスクは、夕方の愛犬の散歩と愛猫へのエサやりのみとなった。丸4日の”ワンオペ飼育”を経験した坂上は、疲労困憊といった表情で「もう大変です。とんでもないことです。どれだけ普段、僕が楽をしていたというか。彼女さんが大変なことをやってくれてたのか、もう明白です」とパートナーの存在の大きさを語った。そして、「今回やってみてまだまだ手伝える隙間があったので、分担の見直しを話し合いながらリニューアルして、25兄弟さんに去年以上に快適に過ごしてもらえるように頑張りたいと思います」と意気込んでいた。

 『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)のMCを務めるなど、テレビでも動物好きの一面を度々フィーチャーされる坂上だが、YouTubeでは、いかにきめ細やかに愛犬・愛猫の世話を行っているかがよりハッキリと確認できる。愛犬・愛猫へ絶え間なく愛情を注ぎつつ、ともに暮らす恋人への感謝も忘れない坂上の実直な人柄もあって、本チャンネルは人気を集めているのかもしれない。

 実際、今回の動画のコメント欄には、「さかがみ家の事も、マメにされて凄く大変なのに分担割合を考え直そうとする坂上さん凄いし素敵です」「大変でしたぁ!で終わらず、さらに手伝えることを模索していこうという、姿勢・考えに感動しました」「坂上さんの動物に対する愛情に、頭が下がります」など称賛の声が相次いでいる。

(こじへい)

動画サムネイルより