韓国生まれ、カナダのモントリオールを拠点に活動するガヒ・パクの個展「EVENINGNESS」が、東京・六本木のペロタン東京にて開催中。一連のペインティングとドローイングが日本初公開となった。

生まれ育ったソウルや米国での生活をはじめ、観察からインスピレーションを得て作品をつくるガヒ・パク。絡み合う人物や、独りの瞬間を捉えたものを構図の中心にし、個人的かつ幻想的であり、日常にあるものや行為を挑発的に描く場面を通して、家庭内における親密性や欲望を探究している。堪能的な身体描写や空想的なポートレイトが鑑賞者をパクの世界や体験へと誘い込みながらも、その周囲に描かれた細部がそれぞれの作品の物語や文脈を伝える。

本展は、パクにとって4度目となるペロタンでの個展となる。展示される作品の多くは時間の経過について探究したものだといい、それらは季節と光の変化を利用しながら、過去・現在における特定の瞬間について語る。

日本では初公開となる作品に、ぜひ注目を。会期は2月25日(土)まで。

 ※掲載情報は1月23日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

ガヒ・パク「EVENINGNESS」
会期/2023年1月18日(水)〜2月25日(土)
会場/ペロタン東京
住所東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1階 ペロタン東京
時間/12:00〜18:00
休廊日/日・月曜
URL/leaflet.perrotin.com/view/426/eveningness

The post 日本初公開作品を紹介。ガヒ・パク「EVENINGNESS」@ペロタン東京 first appeared on Numero TOKYO.