サウサンプトンは23日、アストン・ビラへレンタルに出していたポーランド代表DFヤン・ベドナレク(26)のリコールを発表した。

ベドナレクは昨夏、センターバックの負傷者に悩まされていたアストン・ビラに1年間のレンタル移籍で加入。

先のカタールワールドカップに出場するなど、ポーランド代表として46キャップを誇る実力者だが、今季ここまでは公式戦7試合の出場にとどまっていた。とりわけ、ウナイ・エメリ新監督就任以降はほぼ構想外に。

一方、リーグ最下位に低迷するセインツは今季加入で主力のDFアルメル・ベラ=コチャプらの離脱によって、ディフェンスラインの選手層に問題を抱えており、センターバックに加えてサイドバックでもプレー可能なベドナレクの呼び戻しによる穴埋めを図った格好だ。

2017年7月にレフ・ポズナンから完全移籍でサウサンプトンへと加入したベドナレクは、ここまで公式戦153試合で7ゴール4アシストを記録。日本代表DF吉田麻也(シャルケ)とも最終ラインを形成するなどしていた。

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