オランダサッカー協会(KNVB)は23日、ロナルド・クーマン氏のオランダ代表監督就任プレゼンテーションを実施した。

 KNVBは昨年の4月、FIFAワールドカップカタール2022終了後の2023年から、クーマン氏がオランダ代表監督に就任することを発表。ルイ・ファン・ハール前監督は進行性の前立腺がんを患っていることを告白しており、その後任としての就任が決まっていたが、改めて正式に就任が発表されることとなった。

 クーマン氏にとってオランダ代表の監督を務めるのはこれが2度目で、任期は2026年ワールドカップまで。3月24日に行われるEURO2024予選のフランス代表戦で、再任後のファーストゲームを迎えることとなる。

 現在59歳のクーマン氏は現役時代にバルセロナなどで活躍。引退後はアヤックスPSVバレンシアフェイエノールトサウサンプトンエヴァートンなどを率いてきた。2018年2月からはオランダ代表監督を務めていたが、2020年8月にバルセロナの監督に就任するため退任。しかし、バルセロナでは期待に応えられず、2021年10月に成績不振で解任されていた。

オランダ代表の指揮官に主任したクーマン氏 [写真]=Getty Images