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 巨人に新しく加入した松田宣浩内野手(39)が24日、川崎市ジャイアンツ球場で自主トレを公開した。

 新人に交じってノックを受けるなど元気いっぱい。早速「元気出していこうぜ!」と熟練の声だしで、周囲を熱気に巻き込んでいった。

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 改めて、巨人1年目の抱負に関しては「まずはジャイアンツのために勝利に貢献する。とにかく一生懸命野球をして、熱男旋風を巻き起こしたいなと思っています」と強い意欲を示した。

 共に自主トレを行ったドラ1の浅野は「自分も声を出していたほうだと思ったけど、まだまだ足りないなと思いました。松田さんのようにもっと声を出したいなと思いました」とすっかり心服した様子。松田からは「周囲に呼んでもらえるあだ名を付けてもらえ」とアドバイスも受けたそうで、短い時間ながらすっかり溶け込んだ。

 キャンプでは中島、長野と共にS班に振りわけられ、いよいよサバイバル競争が始まる。本職の三塁だけではなく外野にも挑戦するなど、貪欲にポジションを奪いにいく構えだ。

 また首脳陣からも期待されている「熱男塾」に関してはこんな声もある。

 「昨年チームが低迷した要因の一つにベンチに活気がなかったこともあげられている。特に主力の岡本坂本らは日頃からグラウンド上ではそこまで喜怒哀楽を出すタイプではないとあって、『松田効果』が期待されています」(球界関係者)

 松田招へいの理由の一つには「声」に代表される「熱さ」にあるが、4番の岡本和、ベテランの坂本らにどんな変化をもたらすか、期待されているというのだ。

 すでに坂本は松田とは侍ジャパンのチームメートだったこともあり、加入を歓迎しているとも伝えられている。

 ソフトバンクでは7度の日本一を経験。「優勝請負人」の加入が昨年4位に沈んだチームにどんな化学反応をもたらすか。注目のシーズンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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