レスター・シティがシャフタールから元U-23ブラジル代表MFテテ(22)のレンタルを画策しているようだ。イギリス『90min』が伝えている。

財政難が影響して、昨夏はGKアレックス・スミシーズとDFバウト・ファエスの獲得にとどまったレスター。上積みに乏しいせいか、プレミアリーグで降格圏とわずか1ポイント差の14位に低迷し、ブレンダン・ロジャーズ監督の求心力低下も指摘されている。

なんとか上昇気流に乗るべく、快足ウィンガーのテテのレンタルに本腰。テテはグレミオでプロデビュー後、19歳でシャフタールに移り、現在はロシアウクライナ侵攻による国際サッカー連盟(FIFA)の特別措置で昨年3月からリヨンレンタル移籍中だ。

リヨンでは右ウィング定位置に今季のリーグ・アン17試合で6得点3アシスト。主力としてプレーしているが、ローラン・ブラン監督が志向するサッカーに合致しておらず、契約解消の手続きが進行中だという。

昨年末にはアーセナルトッテナムニューカッスルなどからも関心が寄せられていたというテテ。現在、レスターはテテの代理人と接触しており、リヨンとの契約解消はほぼ確実と考えられている。

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