浦和レッズが新たなストライカー獲得に動いていたようだが、オファーを断られたようだ。スペイン『La Verdad』が伝えた。

今冬の移籍市場でストライカー獲得を目指している浦和。セルティックギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの獲得に動いており、加入が近づいているとされていた中、一転してアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍が取り沙汰されている。

ギアクマキスはアトランタ・ユナイテッドへの移籍が近づいていると報じられている中、浦和は別のターゲットにオファーを出していた模様。それは元アルバニア代表FWアルマンド・サディク(31)だったとのことだ。

サディクはスイスのルガーノやチューリッヒ、ポーランドのレギア・ワルシャワ、スペインのレバンテ、マラが、ラス・パルマスなどでプレー。今シーズンからセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のカルタヘナでプレーしている。

ここまでセグンダ・ディビシオンで24試合に出場し7ゴールを記録しているサディクにはオファーが届いており、浦和もオファーを出していたとのこと。200万ユーロ(約2億8000万円)のオファーを出していたようだが、選手がこれを断ったとカルタヘナのパコ・ベルモンテ会長が明かした。

「後悔はしていない。実際に、市場が閉まる前にサディクに再びオファーが出ると思っている。ただ、問題は、サディクへのオファーを受け入れるかどうかだ」

「クラブだけでなく、サディクも考えている。200万、300万、2000万ユーロのオファーが来るかもしれない。選手が去りたくないのであれば、ここに留まることになる。私がオファーを受け入れ、サディクが去りたいのであれば、新たなストライカーが必要になるかもしれない」

「もしかしたら、日本からのオファーではない、本当のオファーが来るかもしれない。別のオファーが来る可能性もある」

浦和のオファーは本物だったようだが、結果として選手が拒否したとのこと。ストライカー探しはまだ時間がかかりそうだ。