舞台「オッドタクシー 金剛石(ダイヤモンド)は傷つかない」が1月25日に東京・大手町三井ホールで初日を迎え、上演前に公開ゲネプロを実施。さらに囲み取材が行われ、AKB48・小栗有以、日向坂46・濱岸ひより、≠ME・鈴木瞳美が登壇した。なお、元E-girlsの山口乃々華は急性声帯炎で声を発することが困難な状態なため、声のみ代役を立てて出演することが発表された。

【写真】二階堂ルイ(小栗有以)は少しずつ市村しほ(鈴木瞳美)、三矢ユキ(山口乃々華)に心を開いていく

■「すごくそわそわしています」

鈴木は「今回半年ぶりに再演ということで、私たちもすごく楽しみにしていましたし、応援してくださっているファンの方々も、前回公演が決まった時からとても楽しみにしてくださっていたので、まだファンの方々の前ではお見せできていないのですごくそわそわしています」と、開演が待ちきれない様子。

「もともと原作が好きで見に来てくださる方や、私のファンの中には初めての『オッドタクシー』が私たちの舞台で『楽しみにしてるね』と言って見に来てくださる方もいらっしゃるので、皆さんにこの作品の魅力を全部ちゃんとお届けできるように精いっぱい頑張りたい」と意気込みを語った。

市村しほを演じることについては「めちゃめちゃ『やば』っていう口ぐせのある子なんですけど、それもあってプライベートでも『やば』っていう機会が増えたなって感じるんです」と打ち明ける。

すると、小栗から「市村ちゃん(鈴木)はプライベートでも“市村ちゃん”で。だって、(ステージで)役に入ってないもんね? 本当にリハーサルの時とかも『やば』『やば』ってずっと言っているんですよ。それはせりふなのか、本当に思っているのか…(笑)」と、普段の鈴木が市村しほと変わらないと暴露。

これを聞いた鈴木は「本当に焦っているんです。全然自信がないので、演技に関して『やばいやばい』と思って焦っています」と告白していた。

■ミステリーキッス結成までの前日譚

劇中に登場するアイドルグループ・ミステリーキッス結成までの前日譚が描かれる本作。小栗は誰もが認める圧倒的なかわいさと底知れぬ野心を持つセンター・二階堂ルイを、濱岸は物語のキーパーソンで、自分の欲求に正直で無邪気な性格の和田垣さくらを、鈴木は自分に自信がなく控えめな市村しほを、山口が天性の才能を持つ三矢ユキをそれぞれ演じる。

1月31日(火)まで大手町三井ホールで、2月4日(土)、5日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演。さらに、Blu-rayとDVDが6月14日(水)に発売されることが決定し、予約受付が開始している。

舞台「オッドタクシー 金剛石は傷つかない」初日公演前囲み取材より/※ザテレビジョン撮影