お金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」は、300名に「金欠になった時、どうやって乗り越えたのか?」を調査し、その結果をランキング形式で公開しました。

■アンケート回答者の属性

<性別>

<金欠になって乗り越えた当時の年齢>

<金欠になった当時の月収>

■お金がピンチ! 金欠をどう乗り越えた方法は「節約」

300名に金欠を乗り越えた方法を複数回答可で答えてもらいました。

お金がピンチの時の乗り越え方は、1位が「節約」、2位が「フリマサイトや質屋で物を売った」、3位が「家族・友人など他人から借りた」となりました。

以下、4位「短期のアルバイト」、5位「副業で稼いだ」、6位「消費者金融」、7位「銀行のカードローン」、8位「クレジットカードのキャッシング枠」、9位「その他」と続きます。

◇第1位:節約

1位は「節約」です。「節約」を選んだ人は25.5%(115人)でした。

・「はじめての一人暮らし光熱費、食費が1カ月でどれくらいかかるか分からなかったから金欠となった。それ以降は家計簿をつけるようにし、支出を見直し節約することで乗り切った」(男性20代)

・「定外の出費が重なったため。とにかく節約しました。食事の量や回数を減らす。必要最低限のものしか購入しない。外出もしない。お金のかかる娯楽はなし。等」(女性40代)

・「当時は給料が安いうえに、友人の結婚式があり祝儀を出したため、その月は金欠になりました。ただし、親や友人にお金を借りるのも気が進まなくて、食費を切り詰めた記憶があります。固定費は節約できないので、外食をやめて自炊をしました。食材はもやしとうどんを炒めて1食30円程度で乗り切った記憶があります。今思い出すと良く乗り切ったと思います」(男性20代)

・「交際費が増えてしまったが、深く考えずに好きなように使っていた。日々の食費や趣味に使っていた費用はすぐに節約できると考えたから」(女性30代)

節約の方法として目立った回答は、食の見直しです。外食をやめて自炊を始める、カレーなどの作り置きをする、食事の回数を減らす、もやしやうどんなどの安い食材で切り詰める、毎月の食費を決めて食材を買うなどの方法でピンチを乗り切っているようでした。

また、節約を心がけた人の中には、お金を借りる選択をしてしまうとクセになってしまいそうだから自分でできる方法だけで乗り切ったという声もあり、まずは節約から始めようとする堅実な姿勢が見えるようでした。

◇第2位:フリマサイトや質屋で物を売った

2位は「フリマサイトや質屋で物を売った」です。この方法を選んだ人は21.1%(95人)でした。

・「遊びで使いすぎて交通費が足りなくなってしまいました。家にあったゲームを売ってお金にしました」(男性20代)

・「洋服を購入しすぎました。まずはいらないものを、売るのが早いと感じたので、フリマサイトを利用しました」(女性30代)

・「推し活でお金を使いすぎたため、昔推していた時の物を売るのが手っ取り早いと思ったからです」(女性20代)

・「冷蔵庫と洗濯機が相次いで壊れて買い替えることになったため、その月はかなりの金欠になりました。アクセサリーとしては絶対に使わないデザインの金のネックレスを親から譲り受けて、いざという時にお金に変えようと思い何年も保管していましたので、金の買い取り業者さんに持って行きました。他のアクセサリーも含めて6万円ほどになりました」(女性30代)

皆さんが売却したものとしては、ゲーム、洋服、ブランドバッグ、コレクション(レコードや雑貨など)、貴金属、家電製品などのようです。

金欠解消のために身の回りの物を泣く泣く売ったという人もいるのですが、不用品を売った結果、部屋がスッキリしたとポジティブな感想を持った人もいました。

◇第3位:家族・友人など他人から借りた

3位は「家族・友人など他人から借りた」です。こちらを選んだ人は20.8%(94人)でした。

・「金欠になった理由は病気により治療費が急遽必要になってしまったからです。その方法を選んだ理由は利息なしで貸してくれる知り合いがいたからです」(男性20代)

・「仕事のストレスから、クレジットカードで洋服やコスメを買いすぎて引き落とし出来ないことがあった。貯金もなくどうしようもなかったので、親に事情を話し、立て替えてもらった。それからは使いすぎたことを反省し、職場を変え落ち着いた生活をできるようになった頃にお金を返した」(女性30代)

・「勤めていた会社で複数人の後輩が退職することで送別会が多くあり先輩である以上は餞別を渡す必要があったため資金が足りなくなり親から借りました」(男性20代)

・「アイドルを追いかけていた時にコンサート代やグッズ代に費やしすぎたから。親に少し借りることで、返す際に利子等つかないから」(女性20代)

お金を借りる方法はいくつかありましたが、家族・友人などの業者ではないところから借りたという人は94人いました。

金欠の理由は病気、結婚式の参列が重なり一時的にお金がなくなってしまったなどのやむを得ないものから、パチンコにハマった、推し活のためなどいろいろですが、この「家族・友人など他人から借りた」と回答した人は20代が35人、30代が26人と20代30代に集中しているようでした。親も現役で働いている年代なので借りやすいためと考えられます。

◇第4位:短期のアルバイト

4位は「短期のアルバイト」。この方法を選んだ人は10.2%(46人)でした。

・「引越をしてすぐの時に想像よりも費用がかさんでしまい、食費を払うのですらかつかつになった時期がありました。身内から借りたりすることはプライド的にできなかったので短期バイトを血眼で探しました」(女性20代)

・「収入に対して、飲食代や洋服代をかけ過ぎていた。手っ取り早く稼ぎたかったので、行きつけの飲み屋の皿洗いや注文を受けるなどのバイトをして、日払いでお金を稼ぎました」(女性20代)

・「着物をローンで買ってしまったので、バイトを増やした」(女性20代)

・「非正規雇用で働いていたので、契約が不安定だった。仕事がない時の保険料や病院代、車の維持費の支払いがきつかったです。なので仕事がない時は単発のバイトなどで食いつないでいました」(女性20代)

・「アイドルのコンサートの遠征などで出費が続いた。短期バイトを入れて働きまくりなんとか金欠を脱した」(女性20代)

短期アルバイトで集中してお金を稼いで、金欠のピンチをしのいだ人は46名います。短期アルバイトは給料が日払い・週払いであったり、期間限定でちょっと大変だけど時給が高いものがあり、困った時に頼りになるものです。

皆さんが経験した短期アルバイトは、飲食店、ライブ会場設営、季節限定のイベントでの販売などがありました。

◇第5位:副業で稼いだ

5位は「副業で稼いだ」です。これを選んだ人は9.5%(43人)でした。

・「転職をした月で、給料から社会保険料や税金がまとめてひかれてしまい、かつ家電や新居の準備でお金がかかってしまった。そこで、以前からやっていたポイ活やアンケートサイトでの座談会に精を出し、月10万ほど貯めた」(男性20代)

・「自分自身が普段していた副業が幸いにも助かって本当に今でも嬉しく感じています。たまたまその前はキャバ嬢をしており、急に辞めさせられて電話代が10万円など普段から何かとお客様にも使ったりなどをして、貯金できておらず結構生活が大変でした。そんな時に急に辞めさせられて、お金が殆どなくかなりのスカスカでした」(女性20代)

・「ブラック企業に勤めながら奨学金を返した。頼る相手がいなかったので自分で稼いだ」(女性20代)

・「物欲を抑えられずカードで買い物をしまくってしまった。副業や夜の仕事をして乗り越えました」(女性20代)

本業とは別の方法でお金を作る副業で金欠のピンチを乗り越えた人は43名います。副業の方法は、ポイ活、アンケートサイト、自宅でパソコンを使った仕事、夜のお仕事などがありました。

いつか自分も金欠に陥ってしまうかもしれません。今回の結果をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

■調査概要

アンケート方式: WEBアンケート
調査媒体:クラウドワークス
有効回答数:300
調査期間:2023年1月12日の1日間

※その他、6位以下の具体的な回答は以下のURLに記載しています。
https://tantaka.co.jp/okanekariru/archives/9358

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お金がない! 金欠を経験した300人がピンチの時にした対処法は?