LINE(東京都新宿区)が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、「好きな牛丼のチェーン店」に関する調査を実施。その結果をランキング形式で発表しました。

1位は「近畿以外」で高い支持

 調査は2022年12月、LINEユーザーである日本全国の15〜64歳の男女を対象に、ウェブ調査で実施。5254人から有効回答を得ています。

 まず、「普段、牛丼のチェーン店に行くかどうか」について聞いたところ、「行かない」と回答した人の割合は23.1%となり、男性よりも女性の割合が高い結果に。最も高かったのは「60代女性」でした。なお、「行く」と回答した人に、牛丼のチェーン店の中で好きなお店はどこかを聞いています。

「好きな牛丼のチェーン店」の全体1位は「すき家」(34.1%)。男女ともに3割超の割合でしたが、やや女性のほうが高めとなりました。年代別でみると、10~20代での割合が高い傾向にあり、特に10代男性と20代女性では4割を超える結果に。女性は、60代を除く全ての年代で1位となっています。

すき家」を好きな理由の1位は、「牛丼の種類が充実している」(28.4%)。次いで、「立地がいい」(24.4%)、「値段が安い」(24.3%)、「量やサイズが選べる」(20.4%)と続いています。

 全体2位は「吉野家」(27.3%)。男性での割合が圧倒的に高く、男性全体でみると「吉野家」が「すき家」を僅差で上回り、1位になっています。特に高いのは男性の50~60代で、約4割でした。また、女性の40代以上でも2割超となり、60代女性では1位となっています。

吉野家」を好きな理由の圧倒的トップは、「肉がおいしい」(43.4%)。2位以下は「つゆがおいしい」(31.2%)、「一人でも利用しやすい」(23.7%)でした。その他、上位5位以内には入らなかったものの、「ご飯(お米)がおいしい」や「肉/玉ねぎ/つゆの量を調整できる」といった“味わい”に関する割合も、他のチェーン店と比べて高めとなっています。

 全体3位は「松屋」(10.7%)でした。女性よりも男性での割合が高く、30代男性で約2割と高い結果に。好きな理由は「値段が安い」(24.2%)が1位となり、僅差で「コストパフォーマンスがいい」(23.3%)が2位となっています。

 その他、エリア別では、近畿以外では「すき家」が1位、そして近畿では「吉野家」が1位でした。「松屋」は関東で高い割合となっています。なお、全体4位の「なか卯」は、割合自体は低いものの、北海道と近畿で他のエリアよりもやや高めの結果となりました。

オトナンサー編集部

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