株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、 2023年1月27日(金)に、東大卒作家及び現役東大生によるミステリ小説集『東大に名探偵はいない』を発売しました。
■作品特設サイト
https://kadobun.jp/special/todai-mystery/

■内容紹介
『#真相をお話しします』で2023年本屋大賞ノミネートで話題の結城真一郎、『元彼の遺言状』『競争の番人』が2期連続月9ドラマ化の新川帆立をはじめ、注目のミステリ作家が集結!

執筆陣は、なんと全員が【東大卒】!! 「東大」をテーマとした豪華書き下ろしに加え、現役東大生を対象としたミステリコンテストの大賞受賞作を加えた全6篇。
■収録作
「泣きたくなるほどみじめな推理」 市川憂人
1995年、憧れの従姉を失った私は、彼女の痕跡を探すため東大の文芸サークルに入った。

「アスアサ五ジ ジシンアル」 伊与原 新
地震研に突然届いた1枚のはがき。虹で地震を予知したという「ムクヒラの電報」との関連は。

「東大生のウンコを見たいか?」 新川帆立
東大卒のミステリ作家・帆立は、親友リリーとともに農学部で起きたウンコ盗難事件の犯人を探す。

「片面の恋」 辻堂ゆめ
五月祭の準備中、クラスメートの熱烈な恋を一瞬にして冷めさせた「片面」の意味とは。

「いちおう東大です」 結城真一
美しく完璧な妻がまっさきに提示した新居の条件は、「東大が見えるところ」だった。

テミスの逡巡」 浅野皓生 (東大生ミステリ小説コンテスト大賞受賞作)
卒業生の医師を取材した学生メディア「UTディスカバー」のもとに、彼は人殺しだという告発状が届く。

■書誌情報
東大に名探偵はいない
著者:市川憂人、伊与原 新、新川帆立、辻堂ゆめ、結城 真一郎、浅野皓生
発売:2023年1月27日(金)※電子書籍同日配信予定
定価:本体1,650円+税
体裁:四六判並製 単行本
頁数:288
装丁:東京100ミリバールスタジオ
ISBN:9784041125892
発行:株式会社KADOKAWA
初出:書き下ろし
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322202000823/

■作品特設サイト
https://kadobun.jp/special/todai-mystery/

■プロフィール
市川憂人いちかわ ゆうと
1976年神奈川県生まれ。東京大学卒業。2016年『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。他の著書に『ブルーローズは眠らない』『グラスバードは還らない』『ボーンヤードは語らない』『神とさざなみの密室』『揺籠のアディポクル』『断罪のネバーモア』『灰かぶりの夕海』がある。

伊与原新(いよはら しん)
1972年大阪府生まれ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻し、博士課程修了。2010年、『お台場アイランドベイビー』で第30回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。19年、『月まで三キロ』で第38回新田次郎文学賞を受賞。20年刊の『八月の銀の雪』が第164直木三十五賞候補、第34回山本周五郎賞候補となり、2021年本屋大賞で6位に入賞する。近著に『オオルリ流星群』がある。

新川帆立(しんかわ ほたて
1991年アメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれ。宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業、同法科大学院修了後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年『元彼の遺言状』でデビュー。他の著書に『先祖探偵』、「競争の番人」シリーズなどがある。

辻堂ゆめ(つじどう ゆめ)
1992年神奈川県生まれ。東京大学卒業。大学在学中、第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞。2015『いなくなった私へ』で作家デビュー。21年『十の輪をくぐる』が第42回吉川英治文学新人賞候補。22年『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞受賞、『卒業タイムリミット』がNHK総合で連続ドラマ化。他の著作に『あなたのいない記憶』『あの日の交換日記』『君といた日の続き』など。

結城真一郎(ゆうき しんいちろう)
1991年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、19年に同作でデビュー。20年『プロジェクト・インソムニア』を刊行。21年「#拡散希望」で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。22年、『救国ゲーム』が第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出。近刊は『#真相をお話しします』。

浅野皓生(あさの こうせい)
2001年、東京都生まれ。東京大学法学部三年。「殺人犯」(「テミスの逡巡」と改題)で東大生ミステリ小説コンテスト大賞を受賞。

配信元企業:株式会社KADOKAWA

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ