芸能事務所ゼロイチファミリアに所属し、キュート&セクシーな “令和の愛人”として注目が集まる真島なおみ。グラビア、役者、舞台、DJと活動場が広がっている。動画配信サービスParavi」で配信されているドラマ「ギルガメッシュFIGHT」では、「ギルガメッシュないと」放送当時の飯島愛さんをはじめとした女性出演者をモチーフにした西岡亜紀役を演じ視聴者から「飯島愛そっくり」と絶賛の声が上がった。そんな真島なおみにインタビューを実施。「当時を知る細川ふみえさんが泣いて感動してくれた」というほどハマり役である西岡亜紀の反響エピソードや、“令和の愛人”誕生秘話など、たっぷり語ってくれた。

【写真】飯島愛さんにしか見えないと反響、真島なおみ演じる西岡亜紀

■本家「ギルガメッシュないと」を見て飯島愛さんを研究、「素敵な人を演じられる喜びとプレッシャー

――はじめに、「ギルガメッシュFIGHT」で、過去に放送されていた「ギルガメッシュないと」に出演されていた飯島愛さんはじめとした女性出演者をモチーフにした西岡亜紀役を演じると決まった時の心境はいかがでしたか?

まずはプレッシャーを感じました。私の中でも飯島さんは伝説のような人なので「私で大丈夫かな」と頭をよぎりました。ですが、こんなに素敵な人をモチーフにした役をやらせていただけることはあまりないので「頑張ってやるぞ!」って思いで演じました。

――当時の映像を研究したとお聞きしました。真島さんは年齢的にも世代ではないと思いますが、どのように研究されたのですか?

過去の「ギルガメッシュないと」をまとめた映像データを頂けたので、本家の映像を見て研究しました。「ギルガメッシュないと」の飯島さんを見る前は、私の中で金スマなどのバラエティに出演していた大人でクールなイメージがありました。ですが、「ギルガメッシュないと」の飯島さんは天真爛漫で親しみやすいキャラクターで素直に「かわいいなぁ」って。ズバ抜けてスタイルもよかったですね。

■制作記者会見で、細川ふみえが「愛ちゃんにしか見えない」と涙

――実際にドラマを見た視聴者の方から「飯島愛さんそっくり」と絶賛の声が上がっています。

真島なおみじゃない人がやった方が良かった」と思われたくなく「真島なおみがやっていてすごく良かった」と思わせたいという気持ちがあったので、「良かった」の声が聞けてとても嬉しいです。

――真島さんご自身に届く反響も多かったのではないでしょうか?

記者会見の時に喋っている私を見た細川ふみえさんが、涙ぐんでしまって…。その後にお話ししたときも、「目を見られない…。なんか泣きそう。」と言ってくださいました。撮影現場で私が空き時間に机に突っ伏してグデーっと休んでいる様子も、飯島愛さんとまったく同じだったとイジリー岡田さんがおっしゃっていました。

監督からも、「真島さんに決めて本当によかった」と言っていただけて、「今回演じた役がハマり過ぎたので、全く違う演技も見てみたい」と、明日台風がくるんじゃないかと思うくらい褒めていただきました。マネージャ―さんも、たくさんお褒めの言葉をいただいたようで、「ギルガメ」撮影現場ではヒーローになれると喜んでました(笑)

■トレンドマーク“黒髪の色白”から“茶髪の色黒”へ「見た目もできるだけ飯島さんに似せたい」

――監督から西岡亜紀を演じるにあたってどんなオーダーがありましたか?

台本をいただいた時に、堂々と肝が座った感じ、気だるい、アンニュイ、全て見透かしている、表裏がない、愛想笑いもしないけど強さと魅力が確実にある…と細かいところまでオーダーをいただきました。

――とても細かいところへのこだわりから役作りの難しさが伺えます…。

黒髪色白が私のトレンドマークでもあったのですが、私が演じた西岡亜紀をみなさんに認めてもらえるように、見た目もできるだけ飯島さんに似せようと、髪色は黒色から茶色に変えて、首から下は日焼けサロンで3回行って焼きました(笑)。

――実際に西岡亜紀を演じてみていかがでしたか?

ドラマの話が進むにつれて、亜紀は番組の中でも中心格みたいで頼れる存在に成長してスターになっていくんです。心身ともに成長していく人間味のある素敵な役を演じることができてよかったです。

――ドラマの中で、かなりお尻をめくられていましたが抵抗などはありましたか?

全くなかったです。せっかくお尻を見せるので少しでも綺麗に見せようとジムで鍛えました。撮影中もむしろ見てくれてありがとうくらいの気持ちでした(笑)。

■“令和の愛人”誕生秘話…「マネージャーさんから『隣を歩きたくない』と言われた」

――「ギルガメ」以外のバラエティー番組でも真島さんは度々セクシーなお姉さんキャラで登場されていますね。真島さんには“令和の愛人”というキャッチコピーがあります。このキャッチコピーはどのように生まれたのでしょうか?

あるバラエティー番組に出演した時に、「隣を歩きたくないメンバーがいる」とマネージャーさんから垂れ込みが入りまして、誰だろうと思っていたら私でした…。理由を聞いたら、私が隣を歩いている時の”愛人感“がすごいので歩きたくないと言われてしまって(笑)。

そのエピソードをラジオで話したら、MCを勤めていたよゐこ有野晋哉さんが「令和の愛人いいやん。今いないし名乗っちゃいなよ」と言われて、「“令和の愛人”真島なおみ」と名乗るようになりました。

――真島さんのスタイルや色気のある容姿が愛人感を漂わせてしまうんですかね。

ありがとうございます(笑)。あとは、普段からミニスカートショートパンツを履くことがほとんどなので、服装の影響も大きいと思います。

――ミニスカートに強いこだわりを感じます。

シンプルに自分の好きな服を着ているとテンションが上がるからです。自分がときめく格好で、スイッチを入れています。好きな服を着ているといつでも自分らしくいられる気がしています。だらしない服装をしている時は人に会いたくないじゃないですか。でも、自分の好きな自信のある格好をしていたらどこへでも行けるし恥ずかしくもないので、私にとってオシャレは名刺のような存在なんです。

■将来の夢は“ミュージカル女優”

――Twitterフォロワーは60万以上、そのほかのSNS合わせた総フォロワーは170万人を超えています。“令和の愛人”とは別に“ゼロイチのSNS女王”という異名もあります。

SNSに関してはもはや病気みたいなもので(笑)。毎日投稿する時間をある程度決めてはいるんですが、「今日は投稿しないでいいや」と思っていてもその後「ダメだ!投稿しないと!」と結局投稿してしまうんです…。

――その努力の結果もあり、最近では演技、バラエティー、舞台、グラビア、DJと、活躍の場が広がっています。今後一番力を入れていきたい活動は?

今後は演技、バラエティー、DJの3つにより力を入れていきたいです。また、私の中で“ミュージカル女優”という夢がるので叶えるためにも目の前のお仕事にきちんと向き合っていきたいです。

ドラマ「ギルガメッシュFIGHT」に出演した真島なおみ/撮影=友野雄