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 現役時代は2009年にパ・リーグ首位打者に輝くなど巧打者として活躍し、2020、21年には東北楽天ゴールデンイーグルスで打撃コーチも務めた鉄平氏がオリックスから退団した吉田正尚、加入した森友哉についての見解を示した。

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 2023年シーズン、新たにレッドソックスの一員としてプレーする吉田正尚は5年9000万ドル(約122億6900万円)の大型契約で、譲渡金は1540万ドル(約21億円)。計1億540万ドル(約143億6800万円)の契約を結んだ。

 吉田の放出について、「いなくなったのは非常に大きい」と語る鉄平氏は、森の加入には「キャッチャーバッターの両方で期待できる良い選手だが、彼だけで吉田の穴を埋めることは難しい」とキッパリ。「吉田の代わりは吉田しかいない。昨年まで吉田が放っていた存在感や打線の中での頼もしさは異質だった」とオリックスの得点力低下は避けられないと予想し、「吉田の抜けた穴を森だけでなく、全員で埋めていくという意識が必要」とチームの団結が不可欠だと強調した。

 オリックスは吉田の抜けた穴をどのように埋めるのか。注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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