27日、2.ブンデスリーガの第18節、フォルトゥナ・デュッセルドルフvsマクデブルクがエスプリ・アレーナで行われ、3-2でホームのデュッセルドルフが勝利した。

カタールワールドカップ(W杯)による中断とウインターブレイクのため、およそ2カ月の間隔が開いていた2.ブンデスリーガが再開した。

デュッセルドルフ田中碧はフル出場。アペルカンプ真大は87分までプレーし、1得点1アシストの活躍を披露。内野貴史はメンバー外となっている。また、マクデブルクの伊藤達哉は68分から途中出場している。

アペルカンプからのスルーパスから開始5分にPKを獲得したデュッセルドルフだったが、ダヴィド・コフナツキがこれを失敗。すると、自陣でのミスから6分に失点を喫してしまう。だが、その3分後にアペルカンプの右CKからコフナツキが汚名返上のヘディングを沈めてすぐさま試合を振り出しに戻した。

デュッセルドルフはさらに34分、ビルドアップに制限を掛けて中盤でパスカットし、ショートカウンターからコフナツキがあっさりと逆転ゴールを挙げる。

後半立ち上がりもホームチームがチャンスを作ったものの、これを決め切れずにいると、マクデブルクが同点弾を奪取。左クロスからルク・カスタイニョスのシュートが左ポストを叩き、跳ね返りにモリッツ・クヴァルテン。一度はGKに阻まれるも、再び蹴り込んだ。

勝ち越しを目指すデュッセルドルフはその後猛攻を仕掛けると、攻勢が実ったのは84分。中盤で奪い切ってショートカウンターへ転じると、ローヴェン・ヘニングスのラストパスからアペルカンプが渾身の左足シュートを左隅にたたき込んだ。

これが決勝点となり、シーソーゲームを制したデュッセルドルフが再開初戦を白星で飾っている。

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