リーズは、ユヴェントスに所属するアメリカ代表MFウェストン・マッケニーの獲得でクラブ間合意に達したようだ。28日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が報じた。

 レンタル料150万ユーロ(約2億円)の期限付き移籍となり、シーズン終了後の買い取りオプションが付くようだ。特定の条件を達成した場合には、“買い取り義務”となる模様。買い取り時の移籍金は、3500万ユーロ(約49億円)に設定されているという。リーズは現在、マッケニーと結ぶ契約の細部を詰めており、移籍成立は時間の問題だ。

 現在24歳のマッケニーは、2016年にダラスの下部組織からシャルケの下部組織に加入。2017年3月にトップチームデビューを果たし、シャルケでは公式戦通算91試合に出場した。

 2020年9月、レンタル料450万ユーロ(約6億円)の期限付き移籍でユヴェントスに加入。翌年夏にボーナス込み最大2500万ユーロ(約35億円)の買い取りオプションが行使され、2025年6月30日までの契約を結んだ。“ビアンコネロ”ではこれまで公式戦通算96試合に出場している。

 2017年11月にデビューを飾ったアメリカ代表では、すでに41キャップを刻んでいる。FIFAワールドカップカタール2022にも出場した。なお、現在リーズを率いるのは、アメリカ人指揮官ジェシーマーシュ監督。アメリカ代表のチームメイトであるMFタイラー・アダムズとMFブレンデン・アーロンソンもリーズでプレーしている。

マッケニーがリーズ移籍に近づく [写真]=Getty Images