今シーズンのリーグ・アンで6位と躍進を見せるロリアンが、国内の強豪2クラブからの補強に成功した。

ロリアンは28日、マルセイユセネガル代表FWバンバ・ディエン(22)、リヨンフランス人MFロマン・フェーヴル(24)の獲得を発表した。

マルセイユのリザーブチームを経て、昨シーズンのリーグ・アンで25試合7ゴールの数字を残し、ブレイクを果たしたディエン。しかし、今シーズンは前線のポジション争いで苦戦を強いられ、リーグ戦では1試合の先発出場を含む10試合1ゴール1アシストの数字にとどまった。さらに、FFP規則違反で登録人数を削られたチャンピオンズリーグでは登録外となる憂き目も味わった。

そういった中、新天地を求めるアスリート型のストライカーは、総額1000万ユーロ(約14億1000万円)の移籍金でロリアンへ完全移籍することになった。

一方、モナコでプロキャリアをスタートし、スタッド・ブレストで台頭したフェーヴルミランの強い関心を集めた中、昨年1月にリヨンへ完全移籍すると、ここまで公式戦28試合3ゴール1アシストの数字を残した。

セントラルMFを主戦場に中盤の複数ポジションでプレー可能なレフティは、今季ここまでリーグ戦10試合に出場しているが、ローラン・ブラン新監督の下ではプレータイムを減らしており、今シーズン終了までのレンタルでロリアンに加入することになった。

現在、ロリアンではリーグ戦2位タイの12ゴールを挙げるナイジェリア代表FWタレム・モフィに退団の可能性が伝えられるが、ディエンとフェーヴルの2選手の加入によってクラブ悲願のUEFAコンペティションへの出場も期待されるところだ。

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