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この先も日本海側を中心に雪が断続的に降り、あす30日(月)は低気圧が東北地方を通過する見込みです。北日本を中心に再び雪が強まり、道路状況への影響が大きくなるでしょう。立ち往生の可能性もありますので、警戒してください。

雪の影響続く

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きょう29日(日)は、寒気の影響が続き、日本海側を中心に雪が降りますが、雪の強まる所は局地的になりそうです。

あす30日(月)になると日本海を進む低気圧が東北地方を通過するでしょう。31日(火)は、低気圧が日本の東に離れ一時的に冬型の気圧配置が強まりそうです。北日本を中心に雪や風が強まり、ふぶく所もあるでしょう。大雪や吹雪により交通機関が乱れる可能性があります。

上の図の「道路の気象影響予測」よると北海道や東北、北陸は、影響を受ける期間が長く、関東甲信から九州は、期間はそれほど長くはないものの、リスクが高くなる時間帯があります。冬用のタイヤは必ず装備して、時間に余裕をもって、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。雪が降っていなくても、朝などは路面が凍結していることもありますので、ご注意ください。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

道路の気象影響予測 大雪による影響「大」 引き続き立ち往生に警戒