トッテナム移籍が決定的となったスポルティングCPスペイン代表DFペドロ・ポロ(23)がサポーターへ別れを告げた。

ウイングバックの補強を目指すトッテナムがトープターゲットとして追っていたポロ。トッテナムは値下げや選手譲渡などの交渉を続けていたが、最終的には契約解除金の4500万ユーロ(約63億7000万円)を満額支払うことでクラブ間合意に至ったとされている。

そんな中、28日にポルトとのタッサ・ダ・リーガ決勝が行われ、スポルティングは0-2で敗戦。悔しい結果となったが、フル出場したポロにとってはこれが最後の試合。試合後はスタンドの観客へ別れの挨拶をし、大きな声援に包まれながらピッチから去っていった。

これで正式発表を待つばかりとなったポロ。ラージョ・バジェカーノやジローナの下部組織に在籍歴のあるスペイン代表DFは、2019年8月にマンチェスター・シティに加入。だが、トップチームで出場機会はなくバジャドリー、スポルティングにレンタルに出されていた。 その後、2年のレンタル期間に目覚ましい活躍を披露し、昨年5月にスポルティングが完全移籍で買い取っていた。

それから1年経たずしてトッテナムへステップアップ。2028年夏までの5年半契約を結ぶ見込みだ。

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