ベシクタシュの元イングランド代表MFデレ・アリが復活の兆しを見せた。イギリス『ミラー』が伝えている。

トッテナム時代に脚光を浴び、イングランド代表として2018年のロシアワールドカップ(W杯)にも出場したデレ・アリ。しかし、その後は徐々にチームでの序列が落ちていき、2022年冬にエバートン移籍が決まると、そこでもパフォーマンスを発揮できず、昨夏にトルコのベシクタシュへのレンタルが決まった。

ベシクタシュでは当初こそ主力としてプレーしていたが、昨年10月に就任したシェノル・ギュネシュ監督からの評価は低く、出場機会が激減。先日のカップ戦後の会見では「現時点ではプレーするのに値しない。チームの期待に応えられていない」と指揮官に厳しい言葉を投げかけられていた。

それでも27日に行われたスュペル・リグ第21節のアランヤスポル戦で10月以来に先発すると、後半に得点を記録。久々のゴールでチームの3-0での勝利に大きく貢献した。

デレ・アリは試合後、「ゴールを決め、勝ち点3を獲得できてうれしいよ。ファンの前で力強いパフォーマンスを見せることができた。今までは期待されたものを出せなかったかもしれない。だけど、この試合はチャンスだった。これからも少しでもチームに貢献できるように頑張るよ」とコメント。復活を印象づけるパフォーマンスを喜びつつ、さらなる活躍を誓った。

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