清水エスパルスは29日、2023シーズンのキャプテンにDF鈴木義宜が就任したことを発表した。

 現在30歳の鈴木は大分トリニータを経て、2021シーズンより清水でプレー。加入初年度はGK権田修一、MF竹内涼と共に3人体制のキャプテンを務めていた。2022シーズンは権田がキャプテンを務め、副キャプテンにMF松岡大起とMF西澤健太が就任。開幕が迫る新シーズン、鈴木は2シーズンぶりに、そして初の単独でのキャプテンとして清水を支えることが決まった。

 キャプテン就任に際し、鈴木は清水のクラブ公式HPを通してコメントを発表。「今シーズンのキャプテンを務めさせていただきます。自分らしく、良い方向へチームを導けるよう引っ張っていきます。STRONG WILL」と綴った。

 清水は2022シーズンの明治安田生命J1リーグを17位でフィニッシュ。鈴木は全34試合中33試合にフル出場して1ゴール挙げており、主力としてチームを支えたが、最終的にはクラブ史上2度目の降格が決まっていた。2023シーズンはクラブにとって7シーズンぶり、鈴木にとっては大分在籍時以来となる5シーズンぶりのJ2に身を置き、1シーズンでのJ1復帰を目指す。

2023シーズンのキャプテンを務めることとなった鈴木義宜 [写真]=小林渓太