回転寿司チェーン「スシロー」の店内で、客とみられる男性による迷惑行為が映った動画がSNSで拡散し、話題となっている。

問題の動画では、男性は時折笑いながら周りを気にするそぶりを見せつつ、次々と迷惑行為を実施。若い男性がテーブルにある醤油ボトルの注ぎ口やレーン上方に置いてある湯呑みをなめてそのまま元の場所に戻したり、自分の指に何度も唾液をつけてレーンのすしに付けたりする行為が映っていた。

SNS上では、「きもい」「面白いと思ってやってんのかな?」「回転寿司は怖くてもう行けない」など批判の声が殺到している。

回転寿司店での迷惑行為をめぐっては2023年1月、「はま寿司」でレーンを移動中の「他人のすし」を横取りして食べる動画や、他人が注文したとみられるすしが回転レーンを通過している際にわさびを付ける動画などが同じようにSNSで拡散し、問題視されていた。

スシロー「大変遺憾。重大な事案であると考えている」

スシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIES(大阪府吹田市)の広報担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「動画については把握している」と話した。

「日頃、店舗をご利用いただいてるお客様に対して、このような動画を見る事で大変不快な思いをさせてしまっているということを大変遺憾に思っており、重大な事案であると考えております」(広報担当者)

迷惑行為があった時期や店舗の特定については現在調査を進めている段階だとし、「警察当局とも相談しながら厳正に対処していきたい」との考えを示した。

醤油ボトルや湯呑みをペロペロ、スシローで迷惑行為「重大な事案。厳正に対処したい」警察にも相談へ