出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一)が主催する「出光音楽賞」の第31回授賞式と受賞記念コンサート(ガラコンサート)を、1月23日(月)に東京オペラシティコンサートホールで開催しました。
「出光音楽賞」は1990年の制定以来、若手音楽家の育成を目的に、意欲・素質・将来性などに重きを置いて顕彰してきました。第30回までの受賞者は106名・1団体で、その後も目覚ましい活躍を続けています。第31回の受賞者は上野 通明氏(チェロ)、岡本 誠司氏(ヴァイオリン)、小林 愛実氏(ピアノ)の3名で、授賞式では賞状と賞金を授与しました。続くガラコンサートでは、若き音楽家たちが熱のこもった演奏を披露し、会場には情感豊かな音色が響きました。
本コンサートの模様は、2月18日(土)の「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列、土曜朝10:00~10:30)で放映される予定です。(一部地域で放送時間が異なります。)ぜひご覧ください。

授賞式の様子
受賞者の3名(左から上野 通明氏、小林 愛実氏、岡本 誠司氏)
当社は、今後も本音楽賞を通じて、次世代の若手音楽家の育成と音楽文化の向上を支援してまいります。

【第31回出光音楽賞 受賞者プロフィール

■上野 通明(うえの みちあき)/チェロ
1995年パラグアイ共和国アスンシオン生まれ。
2021年ジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門日本人初の優勝、あわせて3つの特別賞も受賞。13歳のときに第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクールで日本人初の優勝。また、第6回ルーマニア国際音楽コンクール、第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝など受賞多数。桐朋学園大学を経てピーター・ウィスペルウェイに招かれ19歳で渡独。現在、エリザベート王妃音楽院にてゲーリー・ホフマンにも師事。令和3年文化庁長官(国際芸術部門)表彰受彰。
使用楽器は1758年製P.A.Testore(宗次コレクション)、弓は匿名のコレクターよりF.Tourteをそれぞれ貸与されている。


■岡本 誠司(おかもと せいじ)/ヴァイオリン
1994年千葉県生まれ。
第19回J.S.バッハ国際コンクールヴァイオリン部門にてアジア人で初めて優勝し注目を集め、2021年ARDミュンヘン国際音楽コンクールヴァイオリン部門第1位入賞するなど受賞歴多数の実力派。
現在はクロンベルクアカデミーに在籍し、ベルリンにて研鑽を積みながら、日本およびヨーロッパでソロはもちろん室内楽など精力的な演奏活動を行っている。東京藝術大学を卒業後、ベルリンハンス・アイスラー音楽大学の修士課程修了。2022年文化庁長官より表彰。ヴァイオリンNPO法人イエロー・エンジェルよりM.ゴフリラー(1702年)の貸与を受け、(株)日本ヴァイオリンより名器貸与特別助成を受けている。

■小林 愛実(こばやし あいみ)/ピアノ
1995年山口県宇部市生まれ。
2021年10月「第18回ショパン国際ピアノコンクール」 第4位入賞。
7歳でオーケストラと共演、9歳で国際デビューを果たす。数多くの国に招かれ、スピヴァコフ指揮モスクワヴィルトゥオーゾ、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラなど国内外の多数のオーケストラと共演。2010年に14歳でEMI ClassicsよりCDデビューし、サントリーホールで日本人最年少となるリサイタルを開催。2015年10月「第17回ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリスト。2018年にはワーナークラシックスより「ニュー・ステージ~リスト&ショパンを弾く」をリリース。最新CDは、「ショパン:前奏曲集 他」。カーティス音楽院で、マンチェ・リュウ教授に師事した。

配信元企業:出光興産株式会社

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