ツイッタートレンドのスクリーンショット

最近の回転寿司店などでの騒動を受け、30日夕方に「デジタルタトゥー」がツイッターでトレンド入りした。しかし、その表示の“違和感”が話題となっている。


■悪質ないたずら動画が騒動に

デジタルタトゥーとは、インターネット上の書き込みや個人情報が一度拡散されると、完全に削除するのが不可能な状態となること。一度入れてしまうと、完全に消すことはできない「タトゥー入れ墨)」に例えた言葉だ。

最近、回転寿司店で悪質ないたずらをする動画がSNS上で拡散されて騒動に。流れている寿司にわさびを乗せる行為や、テーブルに置かれている醤油さしや湯飲みを舐めたり、寿司に唾液を付けたりする行為が相次ぎ、問題となっている。


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■乙武洋匡氏らが「デジタルタトゥー」に言及

これを受け、作家の乙武洋匡氏が「『人生は何度でもやり直せる』とか言われるけど、もう少し正確に言うと、デジタルタトゥー時代にはリセットボタンなんてどこにもないので、これまでの盛大な黒歴史や人々からの批評もすべて引き受けて、それでも醜態を晒しながら生き続けていくしかない、ということなのだと思います」とツイート

そのほかにも多数の人が言及したこともあり、ツイッターでは「デジタルタトゥー」のワードがトレンド入りした。


■トレンドの振り分けに…

ところが、「タトゥー」という言葉からか、なぜか「ファッション・ビューティーのトレンド」として表示されており、これに多くのユーザーが反応。

デジタルタトゥーをファッションにするのはさすがに強すぎる」「デジタルタトゥーがファッションとかビューティーのトレンドにあるの最先端だ」「控えめに言ってもビューティーの真逆をいく行為」とツッコミの声があがっている。

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(文/Sirabee 編集部・けろこ

「デジタルタトゥー」が話題になるも“違和感”にツッコミ 「真逆をいく行為」