ツイッターなどのSNS上で、マクドナルド駒場東大前店(東京都目黒区)が1月31日に閉店することが決まったと広まると同時に、同店の看板が「マクドナルド ハンバーガー」とカタカナで書かれている点も「カタカナ看板懐かしいな」「貴重な『マクドナルド ハンバーガー』看板の店舗だった」「○○(地名)にはまだある」と話題となりました。現在、店舗の中には「McDonald’s」と英字で書かれた看板が掲げられており、カタカナ表記と英語表記の看板が混在しています。そこで、日本マクドナルド東京都新宿区)広報部の担当者に経緯を聞きました。

カタカナ看板は2003年ごろまで使用

 日本マクドナルドによると、マクドナルド駒場東大前店は1999年12月にオープン。オープン当初から、カタカナ表記の看板を掲げているということです。

 マクドナルドの日本1号店がオープンしたのは1971年ですが、創業当時からカタカタ表記の看板が使われていたのでしょうか。

 看板のデザインの変遷について質問したところ、担当者は「日本での創業当初は『McDonald’s』という英字の看板を使用していました」と説明しつつ、その後、看板のデザインは「『McDonald’s Hamburger』『マクドナルド ハンバーガー』を併記」。さらに、「『マクドナルド ハンバーガー』のみの表記へと移り変わり、現在は創業当初と同様、『McDonald’s』が表記されたデザインが主流です。一方、マクドナルドの黄色い『M』のロゴ(ゴールデンアーチ)は、創業当初から看板に設置されています」と回答しました。

 では、駒場東大前店のような「マクドナルド ハンバーガー」の看板は、いつごろまで使われていたのでしょうか。担当者は「カタカナ表記の看板は、2003年ごろまで使用されていました。その後、現在の『McDonald’s』の看板に順次切り替えていきましたが、カタカナ表記の看板は、現在も一部店舗で使用されています」とコメント。

 続けて「看板や店舗は、店舗改装などのタイミングに応じて、その時代に主流となっているデザインに変更しております」と教えてくれました。

オトナンサー編集部

1月31日で閉店する「マクドナルド駒場東大前店」