カンニング竹山

お笑いタレントカンニング竹山が、30日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。テレビ業界のパワハラについて語った。


■芸人の縦社会

番組では、先月、防衛省が初めてパワハラ・セクハラの調査結果を公表し、2ヶ月間で1,256件のパワハラ被害が明らかになったことを受け、パワハラをテーマに議論が行われた。

竹山は自身のいる業界について「芸人っていうところで縦社会キツいところで育ったから、パワハラされてたし」と語る。


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■「テレビ局ってパワハラ多いんですよ」

さらに、「ぶっちゃけテレビ局ってパワハラ多いんですよ。パワハラで飛ぶ人けっこういるんですよ、どこの局も」とも明かす。

「制作(部門)なんかとくにそうだから」と続け、「俺がまだテレビの仕事に入れてもらったときなんかもっと厳しかったから。制作の人『おおぃ!』みたいな。それだいぶ直ってるけど」と、現在は落ち着いているものの、かつては過激だったことを伝えた。


■パワハラ発覚の理由は…

番組では、パワハラを研究している神奈川県立保健福祉大学の津野香奈美准教授をゲストに招き、専門的な知見を求めた。

パワハラかどうかの判断は第三者の目線で行われることや、第三者からの相談が多いことを説明されると、竹山は「たしかに」と自身の体験を話す。

テレビ局社員のパワハラについて、「『なんでパワハラ訴えられたの?』って言ったら『まわりのADが訴えたらしいぜ』っていう。けっこう聞きますから」と噂話を語った。


■竹山の本音

パワハラの基準などに関して意見が交わされると、キレ芸でブレイクした竹山は「俺個人的に難しいのは、俺パワハラやってテレビ出てきたようなもんだから。もう商売上がったりですよ、ここ何年も」と、発言が厳しく取り締まられるようになったことに本音を漏らす。

また「『怒らないでください』って言われたりするけど、怒って金もらってんだよこっちは」と言いつつ、「でもおとなしくします、これから」と語った。

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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ

カンニング竹山、パワハラについて本音漏らす 「もう商売上がったり…」