アーセナルは、チェルシーに所属するイタリア代表MFジョルジーニョの獲得を検討しているようだ。30日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。

 チェルシーとの現行契約が2023年6月30日までとなっているジョルジーニョには、多くのクラブが今冬または来夏の移籍市場での獲得を狙っている。そして、移籍市場のクローズを目前にしたなか、アーセナルも31歳の司令塔の獲得に関心を表明したようだ。モハメド・エルネニーの負傷に伴い中盤の補強を図る“ガナーズ”は、ブライトンとのモイセス・カイセド獲得に向けた交渉が停滞していることから、代替案としてジョルジーニョをリストアップしたとされている。

 今季も主力として公式戦25試合に出場するジョルジーニョだが、契約満了が迫るなか、チェルシー側は一定の移籍金を手にすることができれば売却も辞さない模様。また、このディールの成立には、アーセナルが第一候補として狙うカイセドとの交渉の行方に加え、チェルシーが再び獲得に動いているエンソ・フェルナンデスの動向も影響を及ぼすものと見られている。

 今冬の移籍市場ではいずれも大きな存在感を見せるロンドンの2クラブ。果たして最終日の動向には、どんな結末が待っているのだろうか。

チェルシーでプレーするMFジョルジーニョ [写真]=Getty Images