北海道では、2月1日夜から2日にかけて大荒れの天気となるでしょう。北のち北西の風が非常に強まり、日本海側の陸上では最大瞬間風速30～40メートルを予想、海は5～6メートルと大しけの海域もある見込みです。雪は、2日12時までの24時間に、日本海側で最大30～50センチの予想です。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒してください。また、大雪による交通障害や電線等への着雪に注意してください。
低気圧通過 突然の暴風や猛ふぶきなど天気の急変にも注意
1日は低気圧が発達しながら北海道付近に接近し、1日夜から2日午前にかけて北海道付近を通過するでしょう。2日午後には低気圧は千島近海へ進み、北海道付近は強い冬型の気圧配置となります。1日は道南方面の早い所では、昼過ぎから雪が降り出し、札幌など道央でも夕方頃には雪となります。夜遅くには道北や道東でも雪になるでしょう。低気圧が通過する際は、風向きや天気が急変することがあります。特に、1日夕方から2日昼頃までは、たとえ穏やかな天気に感じても、急な猛ふぶき、急な暴風など天気の急変に注意してください。2日午後は日本海側を中心に暴風雪となるでしょう。ホワイトアウトになるほどの猛ふぶきや吹きだまりとなる恐れがあるため、車の立ち往生や交通障害等には十分警戒して下さい。3日は、冬型の気圧配置はしだいに緩み、風や雪は収まってくる見込みです。
寒い中での停電対策していますか?
1日は、湿った重たい雪が降り、風も強まるため、電線着雪や倒木等が発生する恐れがあります。それに伴って、停電の可能性もあります。懐中電灯やラジオ等の電池はすぐに使えるようになっているでしょうか?また、停電すると暖房がつけられなくなることが多くなります。停電の間、寒さをしのげる備えもしておきましょう。車で充電したり、暖をとる方法もあるため、ガソリンは満タンにしておくと安心です。ただし、車で暖をとる場合は「一酸化炭素中毒」に注意が必要です。①マフラーが雪で埋まっていないか、こまめな確認と除雪。②車内の換気。命に係わるため、この2点は忘れずに必ず行いましょう。
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