芸術作品を鑑賞したり体験したりすることができる美術館。様々な刺激が得られる場だが、今ツイッター上で美術館で発見された「刺激的すぎる張り紙」が話題になっている。

【話題のツイート】視点を変えると…


■張り紙をよく見ると…

多くの注目を集めているのは、 『さよなら幽霊ちゃん』等の作品を手掛ける漫画家・sugar.さんによる1件のツイート

投稿には「今日美術館行ったら急に殺し合えって言われた」と、物騒な一文がつづられているのだが、一緒に添えられている写真を見てその意味が明らかに。

美術館

美術館で発見された張り紙には「ご協力のお願い」として、人が密集した状態からまばらの状態へと移り変わっているイラストが描かれている。

時世を考慮すると「各自距離を取りましょう」と促しているのだろうが、視点を変えると「規定の人数になるまで争い合ってください」と、まるでデスゲームのような構図にも見えてくる。


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■「9人いたのに5人に…」

美術館という落ち着いた場で始まったデスゲーム。「ご協力のお願い」というワードもギャップを生んでいるだろう。

そんなsugar.さんの遊び心ある捉え方は大きな反響を呼び、投稿には「ご協力するしかないな…」「デスゲーム草」「確かに人数減ってるな…」「現代アートっぽい」「9人いたのに5人に…」と様々な反響が寄せられた。

そこで、投稿主であるsugar.さんに本件について話を聞いてみることに。

■勉強の為撮影したら…

sugar.さん曰く、投稿の張り紙はふなばしアンデルセン公園の「子ども美術館」内にある常設展示のモニターの側で発見したという。

職業柄「勉強の為普段から張り紙をよく撮影しています」とのことで、発見時には「子ども美術館に似合う可愛らしいカラーリングだなと思い撮った写真でした。文字を読めない子どもにも伝える為、イラストのみであるのも配慮があり素晴らしいです」と感心が第一だったようだ。

後に見返して人数が減ってるのに気づいたらしく、「このようなツイートをしましたが、あそこのお子さん方にはこんな揚げ足取りの大人にはならない事を願います」とコメントを残した。


■寛大で最高の美術館

今回、友人の誘いで初めて同美術館へ訪れたというsugar.さん。

「自然もアートもアクティビティも沢山あり非常に賑わっていました。体感99%がカップルや夫婦の中で男2人でしたが、そんな私達も受け入れてくれる雄大な土地にある寛大な美術館です。ぜひ」と、全てを包み込んでくれる素敵な空間であったと語る。

もちろん突如デスゲームが始まることもないため、興味をいだいた人は安心して足を運んでみてはいかがだろうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ステさん

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