実業家のひろゆきこと西村博之氏の1月31日のツイッターでの発言が、物議を醸している。

 ひろゆき氏は「同性婚気持ち悪いと言って何が悪い」とSNSで発言し、謝罪に追い込まれた愛知県議会議員に関して、30日のツイッターで「『同性婚気持ち悪いと言って何が悪い』 異性に対して、内心でどう思っても自由です。ただ、公言してはいけません」などと書き込んだ。この発言が議論を呼び起こし、一般ユーザーの「セクハラされたら、キモイという権利くらいはある」といったメンションにひろゆき氏がコメントした。

 ​>>ひろゆき「マイノリティの思いを実現するのはマズイ」独特の例を出し主張「論点ずらし」の指摘も<<​​​

 ひろゆき氏は31日のツイッターでは「ゲイに性的嫌がらせをされたからと言って、『ゲイはキモい』と公言するのはアウトです。キモい事をしたゲイ。キモい事をしたおっさん。キモい事を言ってるおばさんが居るだけです」とツイート

 続けて、「足立区で酷い犯罪にあっても、足立区民が全員犯罪者ではないです。半分ぐらいです」と書き込んだ。

 ひろゆき氏としては、一つの属性が全てに当てはまるものではないと一般論を述べた形だ。しかし、後半の足立区に関するツイートは、当然ながら冗談交じりのものとは言え、物議を醸す発言だと言えるだろう。

 ネット上では「主語をでかくするなって話なのよね」「こんな当然のことが分からない人が未だに数多くいて辟易」「この例えはわかりやすいな」といったひろゆき氏に共感を寄せる声が聞かれた。一方で、「(ひろゆき氏は)単に一般化はよくないよという下らない話に矮小化してしまう」「冗談なら一緒くたにして貶してもよいのか」といった否定的な声も聞かれ、賛否を巻き起こしている。

記事内の引用について
ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246

西村博之氏(ひろゆき)