講談社2月1日(水)、年間で最大1000万円の支援金や担当編集者のサポートなどを提供するインディーゲームクリエイター支援プログラム「講談社ゲームクリエイターズラボ」について、2023年6月期における第3回目のメンバー募集を開始した。期間は4月2日(日)23時59分まで。別々に分かれた複数タイトルでの応募や、郵送を用いたアナログゲームでの応募も受け付けている。

 なお、同日には2022年10月から2023年1月10日まで実施していた第2回の書類選考に関する結果も発表された。

インディーゲームクリエイター支援プログラム「講談社ゲームクリエイターズラボ」の第3回メンバー募集がスタート_001

 「講談社ゲームクリエイターズラボ」は、講談社が培ってきた「“クリエイターを支える力”をゲームクリエイターにも役立てられるのではないか」との考えをもとに、ローカライズや販売・営業まで多岐にわたるサポートをメンバーへ提供するプロジェクトである。本プロジェクトへ参加する個人クリエイターおよび制作チームには、半年ごとに500万円の支援金を支給。著作権も応募者へ帰属するほか、編集者による取材への同行やモーションキャプチャ機器の貸し出し、IP許諾・コラボ案件など多彩なサポートも提供される。

 発表によると、今回の募集では⼤きな変更が加えられており、支援金に関して「最大2年間まで」としていた支払い期間は今回から撤廃されるという。また、アナログゲームでの応募については、デジタルゲームと共通であった募集要項をリニューアル。賞⾦100万円の贈呈や制作・宣伝にかかる諸経費の負担、増刷分についてクリエイターへの配分率を高める製造数ベースの印税契約などを規定しているようだ。

 講談社が取り扱う漫画などのIPを用いた作品の応募も歓迎しているようなので、興味があれば公式サイトや下記のリリース引用から詳細をチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


【GCLA】ゲームクリエイターズラボオーディション Vol.3 募集開始!⽀援内容・募集形式を⼤リニューアル!

⽀援内容・募集形式を⼤リニューアル!
デジタルゲームは半年500万円(税抜)の⽀援⾦の⽀払い期間が上限なし!アナログゲームの募集形式がリニューアル!

「年間最⼤1000万円差し上げますから、好きなゲームを作りませんか?」というキャッチフレーズで2020年7⽉に募集を開始した、インディゲームクリエイター⽀援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」。インディゲームクリエイターに「担当編集者」をつけ、制作⽀援からパブリッシング、海外展開やメディアミックスまでをサポートするという取り組みです。これまで年1回のペースで2度の募集を⾏い、合計2000件以上の応募がありました。

そして時代のスピード感に応えるべく、2022年の7⽉1⽇より、年1回で⾏っていたメンバー募集を年4回(3カ⽉に1度)に、名称を「ゲームクリエイターズラボオーディション(GCLA)」と変更いたしました。

おかげさまで2022年7⽉募集開始の「GCLA Vol.1」、2022年10⽉募集開始の「GCLA Vol.2」では、変わらぬ多数のご応募をいただきました。ありがとうございます。

※現在⽀援中のタイトルにつきましては、下記をご覧ください。
https://neoviewer.jp/works/b738335e57b6c6828b03c3f1231820f9/episode/758454da689dd5ca1a638da3d0b79ee9.html

そして本⽇2023年2⽉1⽇(⽔)18:00より、「GCLA Vol.3」の募集を開始いたします!

インディーゲームクリエイター支援プログラム「講談社ゲームクリエイターズラボ」の第3回メンバー募集がスタート_002

今回のGCLA Vol.3では⼤きな変更点が2つあります。

まず1つ⽬は……

これまで最⼤4回お⽀払いしていた半年500万円(税抜)の⽀援⾦ですが、今回から⽀払い期間が上限なしとなります!
これにより数年かかるような⼤規模企画にも対応できるようになりました。

そして2つ⽬は……

アナログゲームの募集要項がリニューアルいたします!詳細は下記の通りです。

■賞⾦100万円贈呈
■製造制作費、宣伝広告費等の諸経費は全額講談社が負担
■製造数ベースの印税契約制
■増刷分に関しては印税率UP!
講談社IPを使⽤した企画を熱烈希望!!

メンバー特典である「講談社によるフルサポート体制」はデジタルゲーム同様、変わりはありません。
その他、詳細については下記をご覧ください。

メンバー特典

講談社によるフルサポート体制(デジタル・アナログ問わず実施)
■企画担当編集者のマルチサポート
■英語対応、多⾔語化対応サポート
■パブリッシングサポート
講談社媒体による広報・宣伝・営業サポート
■作品のマルチメディア展開サポート
■IP許諾、コラボ案件のサポート
■取材同⾏サポート
モーションキャプチャ機器「OptiTrack」使い放題
など

ポイント

■デジタルゲームは半年ごとに500万円(税抜)、期間上限なしで⽀給
アナログゲーム賞⾦100万円+諸経費講談社負担+製造数ベースの印税契約制
著作権は応募者に帰属
■担当編集者が全⼒サポート

応募⽅法

下記の応募フォームから講談社ゲームクリエイターズラボオーディションにご応募ください。
※ゲーム持ち込み、ゲーム紹介番組「Amazing Indie Games」のご応募もこちらのフォームからになります。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfVcEPa1UbMESnyxee2fnvbPoZrk5CHwSCouuvJgNmtDgNTjw/viewform?usp=sf_link

期間:2023年2⽉1⽇(⽔) 18時00分〜 2023年4⽉2⽇(⽇) 23時59分

※複数企画のご応募も可能ですが、1回の応募フォームへの⼊⼒につき1企画ずつの応募をお願いします。
アナログゲームの本体をお送りいただける場合は、応募⽤ネームと連絡先を添えて下記住所まで郵送してください。

<郵送にて応募の場合>
〒112-8001 東京都⽂京区⾳⽻2-12-21 株式会社講談社
第四事業局クリエイターズラボ「ゲームクリエイターズラボオーディション」応募係 宛

応募上の注意

■応募データ、応募作品は返却いたしません。必要な⽅はコピーを取ってからご応募ください。
■お送りいただきました個⼈情報は、選考⽬的のみ使⽤させていただきます。ご本⼈の許可なくそれ以外の⽬的で使⽤することは⼀切ございません。

個⼈情報取り扱いについて
http://www.kodansha.co.jp/privacy/

応募企画について

■開発中のゲームまたは企画書(特徴や開発概要がわかるもの。書式⾃由)
■世界で楽しまれることを⾒据えたものが望ましい
■Steamなど配信ゲーム、スマホアプリゲーム、アナログゲーム(ジャンルや種類は問いません)
■未発売のもの(続編は可能)
講談社の⼩説やマンガなどを使⽤した企画も可能
※最終選考時に著作権者への許諾の可否を講談社から問い合わせますので、応募者は応募時に著作権者または編集部への連絡はしないでください。また、著作者の⼈格権の侵害や、名誉・声望を害する内容はご遠慮ください。

権利・契約について

■ご応募いただいた企画やプログラム(採⽤された企画やプログラム、成果物も含みます)の著作権は投稿者本⼈に属します。
■GCLAメンバーに選ばれた際、講談社と本プロジェクトの成果物に関する契約(以下「本契約」といいます)を締結していただきます。
■本契約が書⾯により締結されるまで、このオーディションに関して応募者と講談社間には何ら権利・義務は発⽣しないものとします。また本契約締結後の応募者と講談社間の法律関係については、すべて当該本契約の内容に従うものとします。
■上記本契約の内容については⾯接時や契約締結前に⼗全にご説明さしあげ、ご納得いただいたうえで契約します。応募をもって了承したとは⾒なされませんので、ご安⼼ください。

選考スケジュール

2023年5⽉上旬
書類選考通過者発表

2023年5⽉中旬
⾯談開始

2023年6⽉上旬
GCLAメンバー決定&プロジェクトスタート

※各選考段階において通過者にのみご連絡さしあげます。

選考⽅法

講談社ゲームクリエイターズラボオーディション委員により厳正に審査させていただきます。

応募に関して

■本オーディションの内容・スケジュール等については、講談社の判断により予告なく変更または中⽌をする場合があるものとします。
■ご応募いただいた個⼈情報個⼈情報保護法に基づき責任をもって管理し選考終了時に適切な⽅法で破棄します。

「講談社ゲームクリエイターズラボ」の公式サイトはこちら「講談社ゲームクリエイターズラボ」公式Twitterアカウント(@kodanshaGCL)はこちら
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