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入社したものの求人情報とは条件が違っていた場合、すぐに辞めたくなるのは無理もない。キャリコネニュースには「会社を即行で辞めた」という体験談が寄せられているが、今回は

「『約束が違うので入社辞退したい』と申し出た」

と語る、埼玉県の50代女性(その他/個人事業主/年収250万円)のエピソードを紹介する。(文:コティマム)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H

「辞めると言ったら『定期は置いて行け』と言われた」

女性はメーカー事務の仕事を1週間で辞めたことがある。理由は求人誌に掲載されていた条件と違ったからだ。

「給与に関しては、『おおむね求人雑誌に掲載した例とほぼ同等』という話だったのだが、勤務して1週間になるのに具体的な金額を知らされなかった。面接担当者を問い詰めると、当初話していた金額よりかなり低い額だと言われ、『約束が違うので入社辞退したい』と申し出た」

女性は条件が違うことがわかると、すぐに退職の道を選んだ。しかし退職後も嫌な思いをしたという。

「その後、1週間分の給与が振り込まれたが、額が微妙に違っていた。すると電話があり、『別のところに振り込む金額をあなたのところに振り込んでしまったので、振込手数料を引いた額を振り込んで欲しい』と言われて、あきれてしまった」

つまり給料の振込先を間違ったというありえない事態だ。また、女性は通勤にあたり交通費として定期を支給されていたが……

「最終日に『辞める』と言ったら、『定期は置いて行け』と言われ、帰りの交通費も出してもらえなかった」

というありさまだ。すぐに辞める決意をした理由はほかにもある。女性は前任の担当者が結婚退職するため採用されたというが、前任者も「さっさと引継ぎして辞めたいとしか思えない態度だった」として、

やっつけ仕事的な教え方だったのもあり、辞めて正解だと思っている」

と感想を綴っていた。

事務職を1週間で辞めた女性「給与が当初話していた金額よりかなり低い額だった」