静岡県静岡市清水区で、飲酒検知を求められたにもかかわらず拒否し続けたうえ、パトカー頭突きをしたとして38歳会社員の男が逮捕された。

 男は1月31日午前4時半頃、静岡市清水区の路上を自動車で運転中、警察官から職務質問を受ける。かなり飲酒している様子だったためアルコール検知を求めるが、男は再三にわたり拒否し続けた。

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 その後、男は「俺は飲んでねえ」などと叫びながら暴れたため、警察官が道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕した。男はしおらしくするどころかさらに暴れ、パトカーの屋根に頭突きを行い表面をへこませたため、器物損壊の疑いでも逮捕された。警察は男が飲酒運転をしていた可能性もあると見て、捜査を進めている状況だ。

 この事件に、ネット上では「とにかくひどい行動。飲酒運転で死亡事故が多発していても、気にしない人間がいるのは本当に不快」「そもそも酒が必要ない。犯罪を起因するだけの存在で、一つもいいことがない」「ゴネればいいと思っているんだろうけれど。飲んでいないのなら、堂々とアルコール検知を受けることができるはずなので、飲酒していた可能性が非常に高い」「これで会社はクビ、社会的信用も失う。自業自得ですね」と呆れの声が相次ぐ。

 また、「飲酒運転って、結局バレなければいいと思っている人が大半なんじゃないの?」「地方に行くと居酒屋のビルに駐車場があったりする。代行を使っていると思いたいけれど、そういう風土が、飲酒運転が減らない理由だと思う」などの指摘も出ていた。

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