飛行機・エンジン

航空機にhさ近寄らないよう注意されていたのに、近づきすぎたせいで大惨事に…。悲惨な最期を遂げた30代の女性について、『New York Post』『The Mirror』など海外メディアが伝えた。


■空港で勤務中だった女性

アメリカ・アラバマ州で暮らしていたコートニー・エドワーズさん(34)は、3人の子の育児に励む一方で空港での仕事にも精を出していた。

昨年の大晦日にも出勤し、同僚と地上支援業務に励んでいたが、エンジンの近くにいたことからパイロットが危険を察知。「まだエンジンは停止していない」とコートニーさんの同僚に声をかけて、注意を促す一幕もあった。


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■エンジンに吸い込まれ…

その直後、なおもエンジンの近くにコートニーさんがいることに気づいた同僚は大声をあげ、「すぐに離れて」と指示。コートニーさんもそれに気づいて機体から離れようとしたが、直後にものすごい勢いでエンジンに吸い込まれてしまった。

副操縦士はこの瞬間を振り返り、「機体が激しく揺れて自動で停止した」と話している。


■事故発生原因の特定は…

大きなエンジンに巻き込まれ、悲惨な亡くなり方をしたコートニーさん。その後に死亡は間違いないと伝えられたが、遺体が回収可能な状態だったのかなど詳細は伏せられた。

事故が発生した時点で衝突防止灯は確かにオンになっていたようで、これが点灯しているあいだは航空機のエンジンが動いていることを職員は理解しているという。だが、それでもこのような事故が起こってしまった。

調査は現在も続いているが、事故発生の原因特定については「1年以上かかる可能性がある」と伝えられている。


■寄せられている善意の寄付金

関係者はコートニーさんの母親であるナタリーさん、そして3人の子供を経済的に支援するため、インターネットで寄付を呼びかけている。集まった寄付金は、葬儀費用や子供たちの養育費として使われる予定だ。

現時点ではナタリーさんが子供たちの世話をしているというが、今後も引き続き育てていくのかなど、詳しくは報じられていない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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