【更新 2023/02/02 20:45】Yostar2月2日、Twitter社へ確認した結果として「ゲームアカウントとの連携仕様には影響しない」する回答を『アズールレーン』など各取り扱いタイトルの公式Twitterアカウントから伝えました。ただし、同社は念のために引継コードの発行やメールアドレス、AppleまたはGoogleアカウントなど別の方法で連携を進めておくようユーザーへ呼び掛けています。


 Twitter社は2月9日(木)より「Twitter API」の無料サポートを終了し、有料プランでの提供に切り替えることを発表した。

 Twitter APIはTwitter上における各種のアプリケーション機能をほかのプラットフォーム上で利用できるようにする開発者向けサービスだ。身近な所では主にTwitterアカウントを利用した外部サービスへのログインや、BOTなどの自動アカウントなどに利用されていた。

 そのため、今回Twitter APIが有料化することで、多くのアプリゲームサービスに取り入れられているTwitterとの連動サービスを利用できなくなる可能性が懸念されている。具体的な例として、ゲーム内からフレンドやレイドバトルの参加者を募集するツイートの投稿やブラウザゲームで多く取り入れられているハイスコアのシェアツイート、さらにはTwitterアカウントと連携したゲームのアカウントデータを今後使えなくなる可能性が含まれる。

 アカウント認証に関してはサービス規模などの理由で有料化に対応できない場合、有料化後はログインが不可能となり、そのままアカウントデータを消失してしまう恐れもあるという。

 上記のアカウント認証に関して心配な方は、Twitter内の設定メニューから「設定とプライバシー」→「セキュリティとアカウントアクセス」→「アプリとセッション」で連携しているアプリケーションの一覧を確認して、別の方法でアカウントを連携しておくとよいだろう。

アカウント認証などに用いる「Twitter API」が2月9日より有料化へ_001

 今回のTwitter有料化に関してネット上の反応をみてみると、やはり値段によっては「サービスを存続できない」といった開発者の声があがっているほか、Yostarが運営する麻雀ゲーム『雀魂-じゃんたま-』の公式Twitterアカウントは「念のため」として、メールアドレスでのアカウント連携を推奨するツイートも投稿している。

 Twitter APIの有料化まで1週間となる急な発表。詳細については来週発表されるようなので、冷静に状況を見守りたい。