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「OnlyFans」というSNSをご存じだろうか。見た目はTwitterに似ているが、お気に入りのクリエイターのフィードを有料で購読するサブスク型のソーシャルメディアだ。フィットネスやマインドフルネスの専門家、ミュージシャンによる投稿も多いが、最も盛況なジャンルはアダルトコンテンツであり、1対1のビデオチャットなどで荒稼ぎするセクシー系モデルが大勢利用している。

このOnlyFansで、セクシーな写真をサブスクライバー限定で公開していた女性が地元小学校の学区を提訴したと報じられた。

PEOPLEによると、米フロリダ州オレンジ郡で2人の小学生を育てるヴィクトリア・トリースさんは、小学校でのボランティア活動を熱心に行っていたが、昨年10月にOnlyFansでアダルトアカウントを運用していることが学校に知られ、校内での活動を全て禁じられたという。またWESHによると、トリースさんはOnlyFansを収入源としており、学校側には活動禁止の措置は「職業が風俗業であること」が理由だと説明されたそうだ。

「他人が生活のために何をしていようと、それをジャッジする権利は誰にもありません。私は批判されたと感じ、孤立しています」とトリースさんはWESHの取材に対して語っている。

「私が提訴した主な理由は、自分のためではありません。このような事態を経験し、闘うこともできず、どう闘っていいかということすら教えてもらえない、そんな私と同じ思いをする人が今後何人出てくるか想像することしかできないんです。彼女たちはある日、自分たちのしていることに対して『道義的に賛同できない人がいる』と言われるでしょう。どんな母親であれ父親であれ、どんな立場の人であっても、そんな経験をするべきではありません」と記者会見で訴えた。