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 インド北西部の町ウダイプルで、ストリートアニマルたちの保護活動に取り組んでいるAnimal Aid。今日は「車に轢かれて動けなくなっている子犬がいる!」との通報を受け、スタッフたちが現場に急行したよ。

Puppy lay motionless for 6 days. Then everything changed.

 スタッフが駆けつけて動けなくなっている子犬を抱き上げたとき、子犬は苦しそうに口を開けて抗議をした。動かされるのがつらかったのかもしれない。

 そのとき、子犬の家族がたちが心配そうに駆け寄って来た。これが最期の別れになってしまうのでは?と、スタッフも心穏やかではいられなかったそうだ。

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 医師の診察を受けたところ、子犬には骨折などの大きなケガは見つからなかった。だが体は動かない。特に首が辛そうだ。脊髄の損傷が疑われたが、とりあえず安静にして様子を見ることに。

 シリンジで食事をとらせようとしても、飲み込むこともできない子犬。誰もが祈るような気持ちで、時間が彼女の傷を癒してくれるのを待つ。

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 すると6日目に奇跡が起こった! 子犬は自分で立ち上がり、ご飯を食べ始めたんだよ! きっと「今は動いてはいけない」と、本能で悟っていたのかもしれない。そして6日という時間が過ぎたとき、「もう大丈夫」だと確信したんだろう。

 他の子犬と仲良く寄り添う彼女に、スタッフたちは「ライラック」という名前をつけてあげたよ。

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 そしてすっかり元気に走り回るようになったライラックは、家族のもとへ帰ることになった。

 彼女の姿を見つけた途端、お母さんときょうだいが飛んできた。お父さんに至っては、オヤツまで持ってきたんだよ。

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 ライラックを見つけて通報してくれた人、見守ってくれていた人たち、献身的にケアをしたAnimal Aidのスタッフたち、そしてライラック自身のがんばりがなければ、彼女はもしかしたらあの場所でいのちを落としていたかもしれない。

 優しさの輪が、この可愛い子犬とその家族を救ってくれたんだ。毎日たくさんの通報が寄せられているというAnimal Aidだが、その一つ一つに真剣に応えてくれるスタッフたちの献身には、毎度ながら頭が下がる思いだよ。

 2022年の笑顔を詰め込んだInstagramの写真がこちら。ぜひ彼らの写真も見に行ってみてね!

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

 
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Animal Aid~車に轢かれて動けなくなった子犬がいる!献身的な看病で、やがて元気に走り回るように