佐賀県唐津市で、近所に住む80代男性の自宅敷地内に侵入した上、置かれていた物をハンマーで壊したとして、91歳の男が器物損壊などの疑いで逮捕されたことが判明。91歳の犯罪者に驚きが広がっている。

 警察によると男は1月31日唐津市内で近所に住んでいる80代男性の家に侵入すると、コンクリートブロックや置かれていたバケツ、ツボなど10点総額8200円相当を叩き壊したという。取り調べに対し、男は「私は壊していない」と容疑を否認しているとのこと。2人は何らかのトラブルが発生していた可能性もあるという。

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 超高齢化社会と言われるが、91歳の男がハンマーを持って他人の家に侵入し、コンクリートブロックなど次々に叩き壊すケースは極めて珍しく、またなんとも恐ろしい事件といえるだろう。

 この事件に、ネット上では「何があったのかはわからないけれど、行動は絶対ダメでしょう。91歳で逮捕される人生って」「ブロックを壊しただけで済んだのがせめてもの救いかも。男性と鉢合わせになったらと思うと怖い」「めちゃくちゃ元気な91歳と言えばそれまでだけれど、犯罪をしてしまうのはよくない」「昔、ファミコンゲームにあったレッキングクルーかと。男性に怪我がなくて良かったなと思う」などの声が上がっている状況だ。

 70~80の高齢者による犯罪も珍しくなくなった昨今の日本。もちろん高齢者を助ける精神は必要だが、「犯罪をするかもしれない」という警戒心も持っていなければいけないのかもしれない。

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