アイリーン・キャラの死因が、高血圧と高コレステロールだったことがわかった。映画「フラッシュダンス」や「フェーム」の主題歌で知られるアイリーンは、昨年11月、米フロリダの自宅で亡くなっている状態で発見された。63歳だった。

死因は高血圧とアテローム性動脈硬化で、ピネラス郡の医療専門家らによって糖尿病も見つかったことを米ゴシップサイト・TMZが伝えている。

アイリーンの死亡当時、広報担当のジュディスムース氏はツイッターにこう綴っていた。

「彼女の家族を代表して、深い悲しみと共に、アイリーン・キャラが亡くなったことを発表いたします。現在死因は不明で、情報が届き次第お知らせさせていただきます」
アイリーンの家族は悲しみの中にあるのでプライバシーへの配慮をお願いします。彼女は美しく才能の魂でした。その栄光は彼女の音楽、映画を通して永遠に生き長らえることでしょう。葬儀は現在未定で、ファンの方々のための追悼イベントが予定されています」

アイリーンはブロードウェイやオフブロードウェイでのミュージカルに多数出演後、1980年の映画「フェーム」にココ・ヘルナンデス役で出演、ニューヨークのパフォーミングアーツの学校に通う学生グループの中心の1人を演じていた。

同作の中で「フェーム」を歌いながらニューヨークストリートを歩く姿が印象的だったアイリーン、その3年後に「フラッシュダンス」の主題歌「フラッシュダンス〜ホワット・ア・フィーリング」でアカデミー賞とグラミー賞を受賞する。ニューヨーク出身のアイリーンは死の直前まであるプロジェクトを手掛けていたそうで、マネージャーがその仕事を引き継ぐ予定だ。