メイン画像

この先は天気が短い周期で変わるでしょう。気温の変化も大きく、体調管理に注意が必要です。10日(金)は東京でも雪の降る可能性があり、今後の情報に注意してください。

1週目6日~12日 東京でも雪か?

画像A

この先のポイントは2つ「天気」と「気温」の変化が大きいことです。天気は短い周期で変わり、気温は3月並みの日の次の日が真冬の寒さなど、気温の上下が大きくなりそうです。では、詳しく見ていきましょう。

あす6日(月)は、本州付近は高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。気圧の谷や寒気の影響を受ける北日本の日本海側は、雪が降りますが、次第に止む見込みです。また、西から前線が近づくため、九州では早い所では夕方ごろから雨が降り出すでしょう。

7日(火)は、前線や前線上に発生した低気圧が本州の南を進む見込みです。マークにはありませんが、九州から関東にかけては、雨の降る所があるでしょう。

8日(水)から9日(木)は、冬型の気圧配置になり、北日本の日本海側や北陸を中心に雪が降るでしょう。風が強まり吹雪になる所もありそうです。雪が多く積もっている地域では、雪崩や屋根からの落雪に注意が必要です。

10日(金)は、天気の変化は早く、前線を伴った低気圧が九州や本州の南岸を進むでしょう。九州から東北の広い範囲で雨や雪が降りそうです。日本の上空には寒気が残るため、関東でも北部を中心に雪が降るでしょう。図にあるように、上空1500メートルの気温が雪を降らせる目安のマイナス3℃の線が東京にもかかっています。東京都心でも雪が降る可能性がありますので、今後の情報に注意が必要です。

11日(土)建国記念の日は、低気圧や前線は日本の東に進むでしょう。雨や雪も止んで天気は回復に向かいそうです。12日(日)は、高気圧に覆われて、晴れる所が多くなるでしょう。

気温は乱高下 花粉の季節もスタート

画像B

最高気温は、日々の変化が大きくなるでしょう。

6日(月)は、晴れるため東北から九州にかけて10℃以上の所が多くなり、札幌も2℃と平年より高い予想です。7日(火)は、雨の降る所もあり、気温の上りは鈍く、10℃に届かない所が多くなりそうです。

8日(水)~10日(金)は、北から寒気が南下してくるため、平年を下回る所が多くなるでしょう。札幌は真冬日が続き、10日(金)は東京でも4℃と昼間でも凍えるような寒さとなりそうです。

11日(土)建国記念の日と12日(日)は、札幌や仙台、新潟は平年を下回りそうですが、東京から福岡は平年並みか高くなるでしょう。このころになるとスギ花粉の飛散が始まる所がありそうです。スギ花粉で症状が出る方は、早めに対策を取るようにしましょう。

2週目13日~18日 春の嵐のあとに真冬に逆戻り?

画像C

13日以降も、天気と気温の変化に注意が必要です。

13日(月)から14日(火)にかけては、高気圧が足早に日本の東に移動して、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海から北日本を通過するでしょう。全国的に雨や雪が降りそうです。13日(月)は低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込むため、広い範囲で雪ではなく雨が降るでしょう。南寄りの風が強まり、「春一番」が吹くかもしれません。14日(火)も広い範囲で雨が降り、日本海側では雪に変わってきそうです。

15日(水)~17日(金)は、冬型の気圧配置が強まる見込みです。日本海側は広く雪で、北海道から北陸にかけては、大雪や猛吹雪になる恐れもあります。交通機関にも大きな乱れが起きる可能性もあります。受験シーズン中ですので、十分にご注意ください。

気温は、13日(月)と14日(火)は平年並みか高いでしょう。特に13日(月)は北海道や東北でもプラスの気温で雪解けが進みそうです。15日(水)以降は、平年並みか平年を下回る予想です。再び北海道では真冬日が続き、東北や北陸、関東では最高気温はひと桁でしょう。体調管理には引き続きご注意ください。

2週間天気 天気と気温変化が大きい 10日(金)は東京でも雪か?