草なぎ剛が主演を務める連続ドラマ「罠の戦争」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)第4話が、2月6日(月)に放送される。

【写真】亨を陥れようと、鰐淵(六平直政)に悪いうわさを流す俊介(玉城裕規)

■長年尽くしてきた政治家に復讐

本作は、愛する家族を傷つけられた議員秘書が鮮やかな罠(わな)を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる復讐(ふくしゅう)劇。国会議員の犬飼孝介(本田博太郎)に長年尽くしてきた議員秘書・鷲津亨(草なぎ)は、ある日、息子が瀕死の重傷を負ったという事件の知らせ、そして犬飼からその事件のもみ消し指示を突きつけられる――。

井川遥杉野遥亮、小野花梨らも出演

亨の妻・可南子を井川遥が演じる他、亨と同じ衆議院議員事務所で働く蛯沢眞人を杉野遥亮、蛍原梨恵を小野花梨が務める。ほか、小澤征悦、高橋克典、片平なぎさ岸部一徳らが出演する。

■注目の第4話では――

「権力をふりかざす奴と闘いたいなら、お前も力を持て」――。鷹野(小澤征悦)から、次の総選挙で犬飼(本田博太郎)の地盤を継いで出馬するよう打診された鷲津(草なぎ剛)。鶴巻(岸部一徳)からも党の公認を約束されるが、肝心の選挙資金が足りない。鶴巻と鷹野は、地元の有力者で後援会長の鰐淵益男(六平直政)を味方につけるよう助言するが、当の鰐淵は犬飼との関係が深く、地盤を継ぐのは犬飼の息子・俊介(玉城裕規)だと考えていた。さらに、個人的にも犬飼に何やら借りがあるようで…。

鷲津家では、可南子(井川遥)が鷲津の出馬に反対していた。鷲津自身も降って湧いたような話に戸惑い、眞人(杉野遥亮)と梨恵(小野花梨)に議員になりたいわけではないと伝える。一方で、泰生(白鳥晴都)の一件で犬飼をホテルに呼び出したという人物に心当たりがあることから、選挙を口実に、その人物に近づこうと考える。

後日、鷲津は早速、鰐淵の元を訪ねるが、案の定、恩知らずとののしられて取り付く島もない。実は、地盤を奪われることに危機感を覚えた俊介が、鷲津を陥れるために悪いうわさを吹き込んでいたのだ。一筋縄ではいかないことを悟った鷲津は、相手の弱みを探すべく、梨恵に鰐淵に関する資料を集めてほしいと依頼。後日、敵の懐に入り込むべく、可南子が鰐淵家を訪ねることになるが、呼び鈴を鳴らすと、中から突然、女性の悲鳴が聞こえる。

――という物語が描かれる。

公式HPなどで見ることができる予告動画では、“新たな敵”というテロップのあと、「隠蔽をお願いしたのは、あの人かもしれない」と、亨が可南子に話す場面が。また、「鷲津ってやつはクズだ!」という話し声や、亨が“犬飼大臣を陥れる政策秘書”だとされている画像を梨恵らが見ている場面も映し出されている。さらに、亨は「大きな権力にあらがえるだけの力が欲しいんです」と力を込めて語っている。

「罠の戦争」第4話は、2月6日(月)夜10:00よりフジテレビ系で放送。

※「草なぎ剛」のなぎは、弓へんに前の旧字体その下に刀が正式表記

「罠の戦争」第4話より/(C)カンテレ