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 2年前に家族として迎え入れた犬のドリスは、陽気で甘えん坊、ちょっぴり頑固なところもあるが、いまや家族の中心となり、なくてはならない存在だ。

 そんなドリスをペット可のスーパーに連れていくと、ドリスは押すとキュッキュと音がする骨型のおもちゃを買ってくれとねだるという。

 毎回スーパーに連れていくたびに、犬用売り場に行き、骨型のおもちゃを口にくわえては、家に持ち帰りたいとおねだりするのだ。

 そのため、家には骨型のおもちゃが大量にある。なぜドリスはこのおもちゃだけを欲しがるのか?それにはこんな甘い理由があった。

【画像】 毎回同じおもちゃを欲しいとねだる犬

 2年前、ジュリーワトソンさん一家は、ドリスを家族に迎え入れた。ワトソンさんが最初に買ってあげたおもちゃが、押すと音が鳴る、ベーコンの香りがついたこの骨型のおもちゃだったのだ。

 ドリスとこの家の思い出は、このおもちゃとともに始まった。ドリスは骨型もちゃが大好きになり、常にそばに置き、毎晩一緒に寝ていたのだ。

 ある日、ペット可のスーパーにワトソンさんがドリスをつれていったとき、これと同じおもちゃが売られているのを見たドリスは、このおもちゃを買って帰りたいとワトソンさんにおねだりした。

 ワトソンさんがそれを買ってあげると、喜んで口にくわえて家路についた。

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 その後ワトソンさんが、ドリスを連れてこのスーパーに行くたびに、お気に入りのおもちゃをもう一つ買うと言い張るようになった。

 ドリスの骨おもちゃコレクションは相当な数になったが、ワトソンさんはおねだりされるとどうしても買ってあげてしまうという。

 このおもちゃは、2年前、初めて家族に加わった日の思い出がたくさん詰まっていて、とても思い入れのあるものなのだ。

 ドリスの思いを考えると、「同じものを持ってるからも買わないよ」と断ることはできないという。

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散歩に出かけると飼い主をスーパーへ連れて行こうとするドリス

 おねだりすれば買ってくれることに味をしめちゃったのか、ドリスは散歩に出かけると、いつもワトソンさんをスーパーの方向に引っ張っていって、別の骨おもちゃを買わせようとするという。

 ワトソンさんは数週間に一度くらいはドリスに応じ、骨おもちゃを買ってあげるが、ドリスに任せれば毎日でも買い足されてしまうことだろう。

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 彼女は今25個の骨おもちゃをもっている。骨のおもちゃは色は緑とピンク、赤の3色あるのだが、色はどれでもいいようだ。

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ほかのおもちゃとはあまり遊ばず骨おもちゃを大事にする

 ドリスはただ買うことに満足しているわけではない。買ってもらった後は1つ1つ骨おもちゃと遊び、全部の骨おもちゃを大切にしているという。

 家族はドリスのために他の種類のおもちゃも買い与えているのだが、他のおもちゃではあまり遊ばないそうだ。

 たまに他のおもちゃで遊ぼうとすることもあるのだそうだが、やはりお気に入りの、この家で最初にもらった骨おもちゃに戻ってくるという。

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 この調子でいけば、スーパーで骨おもちゃが売られている限り、ドリスの骨おもちゃコレクションも増えていくことだろう。

 最初に家族からもらったおもちゃに対するドリスの思い入れは、家族の心をあたたかくしてくれるため、ねだれれたらもっと買っちゃいそうだ。

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References:Dog Always Picks Out Same Toy She Got Day She Was Adopted - The Dodo / written by parumo

 
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犬がお店でいつも同じおもちゃを選ぶ理由にじんわりほっこり