個人ゲームサークルOTL GAMEは、恋愛ホラーゲーム『Love Love School Daysラブラブスクールデイズ』の配信をPC(Steam)向けに開始した。価格は税込620円となる。

 『ラブラブスクールデイズ』は、恋愛ゲームの世界に閉じ込められてしまった主人公がいわゆる“ギャルゲー”のヒロインから逃げながら脱出を目指す一人称視点の3Dホラーゲームだ。

 本作の舞台はゲーム世界へ入ることができる次世代デバイス「ブレインリンク」によりフルダイブできるようになった世界。本デバイスで新しく発売した恋愛シミュレーションゲーム「ラブラブスクールデイズ」をプレイしていた主人公はメインヒロインの攻略に失敗し、妥協して2周目にサブヒロインの攻略をはじめた。無事、永遠の愛を交わした主人公は1周目で攻略できなかったメインヒロインを再度攻略しようとするも、何故か2周目クリア後のゲーム世界に戻されてしまう。

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(画像は『ラブラブスクールデイズ』Steamストアページより)

 それは、2周目に攻略したサブヒロイン「桜咲マキナ」の仕業であったのだ。AI技術により自己学習したマキナは嫉妬によりゲームのデータを改造。主人公をゲームの世界から出られなくしたのだ。プレイヤーはそんな彼女に見つからないように現実世界へ戻る手立てを探ることが目標となる。

 作中では、遊ぶたびに変化するランダムなマップでNPCとの会話やメモ書きを頼りに脱出手段を探していくことになる。

 しかし、本作では時間の経過に応じて発生する「授業」の要素が含まれており、、授業の内容に応じて桜咲マキナの行動パターンは変化。さらには人工知能そのもののレベルも上がっていくという。プレイヤーは次々と変わっていくパターンに合わせて行動していく必要があるようだ。

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(画像は『ラブラブスクールデイズ』Steamストアページより)
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(画像は『ラブラブスクールデイズ』Steamストアページより)

 また、マキナは恋愛ゲームのキャラクターという前提もあり、異常なまでにプレイヤーのことが好きだ。一定期間プレイヤーと会えない場合、マキナはどこからともなく現れてプレイヤーを追跡してくる。逃れるためには、学校内へ配置されているロッカーなどの設備を利用して隠れる必要があるという。

 本作のNPCはプレイヤー以外フルボイスを採用しており、作中では臨場感のある体験が可能になっている。ほかにも、マルチエンディングを採用しており、逃走劇の結末は全8種類に分かれるようだ。

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(画像は『ラブラブスクールデイズ』Steamストアページより)

 『ラブラブスクールデイズ』はPC(Steam)にて税込620円で販売中。なお、OTL GAMEの代表であるtamagodofu892氏によると難易度は「少し難しめ」で、すぐ倒されてしまう際は難易度を落としてからのプレイを推奨している。

『ラブラブスクールデイズ』Steamストアページ