「またか!どこ見てんだ?」1台でもありえないのにまた落ちるってどうかしてるぜ!不注意ドライバーの連続落下事故に警察も怒りをあらわに警告中だ。
先月末アメリカのカリフォルニア州の警察がブチ切れながら投稿したのは、厳重な通行止めをスルーして陥没穴にすっぽり落ちたピックアップトラックだ。
実はこの穴、数日前に通行止めの標識をガン無視した別の車が落ちたばかりだった。
1台目に絶句していた警察が、同じ穴でデジャブのような2台目発見。1度ならず2度までも。警告を聞かない無謀なドライバーに手を焼いた警察の訴えとは。
うっかり事故かと思いきや警告スルーの落下とは。設置したバリケードまでガン無視されたら警察だって激おこするわ。
こちらは先月28日アメリカのカリフォルニア ハイウェイパトロール(CHP)がFacebookに投稿した現場写真。場所はカリフォルニア州のトレーシー市のカッソンロードだ。
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また落ちてた。もう我々にはお手上げだ。これは100%防げるはずの事故でありどんな言い逃れもできない。標識は良く見えるし邪魔なものもない。
この運転手に違反切符を切りました。通行止めの道路を通った人は同じ目に遭います。
「道路閉鎖」の標識とバリケードはあなたの安全のために戦略的に設置しています。通行止めを車で通過するのはやめましょう。Uターンして別のルートを探してください。
そこにあるのは大きな陥没穴にすっぽりはまった1台のピックアップトラックだ。この穴は10日ほど前の暴風雨による洪水でできたもので、当局が通行止めにしていた。
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しかも2台目。5日前にもガン無視の車が落下
現地メディアとブチ切れぎみな中の人によると、警察がこの穴に落ちた車を発見したのはなんと今回2度目だったそう。1度目は5日前に発生したとのこと。
1度目の様子。(写ってる人は運転手じゃないそうだ)
この地域は最近まで洪水で貯水池があふれ水浸しになっていた。
陥没穴はその浸食でできたもので、周囲の水が引いた後もしばらく水が溜まっていたそうだ。
その修復に時間がかかるとみた当局は、当初張った立ち入り禁止のテープに加え、当面の落下防止措置として通行止めや浸水の標識などを設置した。
にもかかわらずまず1台目。
警察によると、この車は標識の設置からわずか数時間後にみごとすっぽり穴にはまって中の水に浸かっていたそうだ。
2度にわたる落下事案に住民「ばかげてる」「愚かとしか」
幸いにしていずれのドライバーも無事だったようだが、現場付近の住民で、2度にわたる落下事案をきっちり目にした女性はこう語る。
2台目が落ちた時、私たちは窓の外から様子を見て「あーあれは別のだね」って言ってました。本気でわからない。バリケードはすごく大きい障害物なのに、彼らは避けようとしてました。ばかげてます。
もう一人の住民からはこんな声も。
愚かだ…としか言いようがない。こういう人に免許取らせちゃダメだろ。
11万か所以上で停電。復旧作業に追われるカリフォルニア州
一度ならず二度までも。こうしたドライバーは目の前の標識や障害物が見えないのかな?あきらかに避けるべきところをなぜ無理に通るのだろう?
あれかね。あちこち水が引いてる時期だったから、ここも標識あるけど行けるだろうとか勝手に思い込んじゃったのかな?
単に引き返すのが面倒だったとか、バリケードにむかついたからとかまあ本人じゃなきゃわからない理由からかもだが、よいこのみんなは道路標識にちゃんと従うようにだよ。
なおカリフォルニア州を襲った暴風雨では少なくとも 17 人が死亡。5 万人近くの住民に避難命令が出たという。
大雨、雷、雹さらに地滑りなどにより、いくつもの町が浸水被害に見舞われ、住宅や企業を含む11 万か所以上で停電が発生した。
2週間経った現在でも断線により広い地域で電話やネットが不通になっており、閉鎖された道路の修復作業が続いている。
件の警察もこの現場だけでなく他の陥没穴の事故の対処に追われているとのこと。この真冬に大変なことだと思うが一刻も早い復旧を願うばかりだ。
References:nypost / facebook / facebook / mirrorなど /written by D/ edited by parumo
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