2023年1月1日より、「王子」の称号を失い「閣下」の敬称で呼ばれることになったデンマーク王室ヨアキム王子(53)の長男で、モデルとしても活躍するニコライ閣下(23)がInstagramを開設した。新しい称号「モンペザ伯爵」になったニコライ閣下は「モンペザ伯爵ニコライ(Count Nikolai of Monpezat)」でアカウントを作り、写真を投稿した。ニコライ閣下のInstagramデビューはファンを喜ばせ、「長い間待っていたわ」「あなたはいつだってデンマークの王子」など閣下を支持する多くの声が寄せられた。

現地時間1日、ヨアキム王子と前妻アレクサンドラ伯爵夫人(58)との間に誕生した眉目秀麗なニコライ閣下が新しい称号「モンペザ伯爵ニコライ(Count Nikolai of Monpezat)」でInstagramを始めた。

昨年9月デンマークのマルグレーテ女王(82)次男ヨアキム王子の4人の子供達の称号「王子」と「王女」を取り消すと発表した。2023年1月1日より、ニコライ王子(Prince Nikolai、23)、フェリックス王子(Prince Felix、20)、ヘンリック王子(Prince Henrik、13)、アテナ王女(Princess Athena、11)は “モンペザ伯爵(Count of Monpezat)”または“モンペザ伯爵夫人(Countess of Monpezat)”の称号になった。

これは「4人の孫達が王室に縛られることなく、人生をより大きく切り開ける枠組みを設けたい」という女王の考えと「君主制のスリム化を目指す王室にとって必要な調整」という判断から決定されたものである。

しかし、この女王の決断にヨアキム王子の家族は全員ショックを受けたという。この時、アレクサンドラ伯爵夫人は王子夫妻の気持ちを代弁して「子供達が王室から疎外されたと感じている」と述べていた。その後、女王は息子と孫達を傷つけてしまったことについて謝罪している。

今回ニコライ閣下がInstagramを開設したことについて演劇評論家ヤコブ・スティーン・オルセン氏(Jakob Steen Olsen)は、デンマークメディア『Berlingske』にこう語った。

ニコライ閣下は王室の一員であり続けますが、王室の実務には携わりません。彼は王室から解放され自由の身になったんですよ。他の若者と同じようにInstagramのアカウントを持つことができるようになったのです。」

ニコライ閣下は自身のInstagramに現在2回投稿しており、最初は「5年前のバーバリーで初めてのキャットウォーク」と言葉を添えた写真を披露。これは英ブランド「バーバリー」のファッションショーでモデルとしてデビューしたときのものだ。また別の投稿では「アルプスでの5週間」とキャプションを付け、交際中のベネディクト・サウストラップさん(Benedikte Thoustrup、23)と雪山でスキーを楽しむ様子を公開している。

ニコライ閣下のInstagramデビューを喜んだファンは、次のようなメッセージを送った。

「多くのデンマーク人にとって、あなたはいつだってデンマークの王子よ。」
「Instagramへようこそ。どんなことがあっても、私達はあなたを応援しています。We love you」
「あなたが自分のアカウントでインスタを始めるのをとても長い間待っていたわ。」
「人生を楽しんで!」

ちなみにメキシコメディア『HOLA.com』によると、ニコライ閣下とモデルで起業家のベネディクトさんは、4年前から交際しているという。同じ寄宿学校に通った2人は卒業後、コペンハーゲンビジネススクールに入学し、交換プログラムでパリに滞在していたそうだ。今後は閣下のInstagramで2人の仲睦まじい姿を目にすることが増えるのではないだろうか。

画像1~4枚目は『DET DANSKE KONGEHUS  2021年8月27日付Instagram「Hans Højhed Prins Nikolai har fødselsdag og fylder i dag 22 år」』『Count Nikolai of Monpezat 2023年2月1日付Instagram「Five years ago.」、2023年2月3日付Instagram「week 5 in the Alps」』『bene 2022年6月9日付Instagram「my person」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

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