世界シリーズ累計1億3,000万本を超えるサバイバルホラーゲームの金字塔「バイオハザード」シリーズの新たなCG長編映画『バイオハザード:デスアイランド』が2023年夏に公開されることが決定。このたび、ティザービジュアルと特報、スタッフ情報が解禁となった。

【写真を見る】ティザービジュアルと特報映像も解禁に

羽住英一郎監督をはじめ、Netflixにて再生回数ランキングの首位を獲得した「バイオハザード:インフィニット ダークネス」の制作スタッフが再集結した本作。脚本には数々のヒット作や『バイオハザード:ヴェンデッタ(17)を手掛けた深見真を迎え、現在鋭意制作中となっている。かつて刑務所として使用されていた監獄島、アルカトラズを舞台とする本作。交わるはずのない2つの事件の手がかりを求め、島へ向かったクリスたちの物語が描かれる。

今回解禁となったティザービジュアルは、ラクーンシティ警察署の元新米警官レオン・S・ケネディと対バイオテロ部隊であるB.S.A.A.の創設メンバーであるクリス・レッドフィールドの姿を切り取ったもの。張り詰めた表情で調査に向かう一幕が映しだされており、迫りくる波の中央に浮かぶ監獄島、アルカトラズの姿は恐怖を覚えさせるものとなっている。

また、特報映像は感染経路不明のゾンビが人を襲うシーンからはじまる。任務にあたるレオンの姿や、調査のためにかつて刑務所として使用されていた監獄島、アルカトラズへ向かうクリスの様子が描かれている。海中の檻から大量に放たれるリッカーや、巨大な牙をもつ海洋生物、絶望を予感させるシーンが多数挿入されている。

さらに、作品の解禁にあたり羽住監督、脚本を手がけた深見よりコメントが到着。羽住は「『バイオハザード:インフィニット ダークネス』に引き続き、またバイオハザードの世界に没入出来て、とても刺激的な制作期間でした。今回は特に長年バイオハザードのゲームに親しんできたユーザーに楽しんで貰える作品を目指しつつ、スクリーンサイズへのスケールアップにスタッフ一丸となって挑戦しました」と本作に込めた思いを語る。また、深見は「自分自身、原作ゲームの大ファンなので、再び『B.O.W.がいる世界』に戻ることができて感無量です。ちょうど『バイオハザード RE:3』が発売直後の時期に(めちゃくちゃプレイしつつ)脚本執筆に入りました。バイオハザードをプレイしてエネルギーをためてバイオハザードの仕事をする永久機関の完成です」と執筆に関してコメントしている。

また、前売り券の先着特典としてA4サイズのクリアファイルがついたムビチケカードが、2月10日(金)より上映劇場窓口ほかメイジャー通販にて発売されることも明らかに。事件の手がかりを求め、監獄島、アルカトラズに向かうレオンクリスにどのような運命が待ち受けているのだろうか?本作の続報を楽しみに待ちたい。

■<スタッフコメント>

●羽住英一郎(監督)

「『バイオハザード:インフィニット ダークネス』に引き続き、またバイオハザードの世界に没入出来て、とても刺激的な制作期間でした。スタッフもほぼ同じメンバーでしたので、今回は特に長年バイオハザードのゲームに親しんできたユーザーに楽しんで貰える作品を目指しつつ、スクリーンサイズへのスケールアップにスタッフ一丸となって挑戦しました」

深見真(脚本)

「『バイオハザード:ヴェンデッタ』に引き続き、バイオハザード映画の新作で脚本をやらせていただきました。自分自身、原作ゲームの大ファンなので、再び『B.O.W.がいる世界』に戻ることができて感無量です。ちょうど『バイオハザード RE:3』が発売直後の時期に(めちゃくちゃプレイしつつ)脚本執筆に入りました。バイオハザードをプレイしてエネルギーをためてバイオハザードの仕事をする永久機関の完成です。ゲームするのも仕事のうちです。素晴らしいスタッフによる映像を僕も楽しみにしております」

文/鈴木レイヤ

『バイオハザード:デスアイランド』が2023年夏に公開されることが決定/[c]2023 CAPCOM / DEATH ISLAND FILM PARTNERS