2月7日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、性的少数者に対する差別的な発言で更迭された岸田文雄首相の元秘書官・荒井勝喜氏の話題となった。そこで元衆議院議員の金子恵美氏が、荒井氏更迭の裏側を明かした。
金子氏は「この発言は私は一発アウトだと思っているんですけど」とバッサリ。続けて、「総理ご自身は『まず釈明だ』と言っていたらしいんですけど。周りが『いやいや、これは即更迭です』と言ったことですぐに決断した」と裏事情を明かした。
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さらに岸田氏が所属する派閥の宏池会は、自民党内ではリベラル色が強いと指摘。そうでありながら、同性婚に慎重な立場からの発言は「自民党の中でも強く保守色を持つ人たちの考え方に、だいぶ配慮しているような気がして、ちょっと私自身も驚きました」とコメント。
金子氏は、自身も保守的な思想な持ち主であるとしながらも「本当の保守は時代に合わせて変革してきた」とし、同性婚に否定的な立場な人たちに疑問を呈した。
一方、画家の中島健太氏は、今回の報道がオフレコの取材現場の発言から出てきたことに「相当、日本の報道という部分を歪めているんじゃないの」と異議を唱えた。これにも金子氏は「オフレコは議員会館でちょっと議員とメディアの人が話している中で、『(これは)オフレコね』とやってきたところがあって、お互いの信頼関係の元に成り立っていたものなんでしょうけども、今回はオフレコの話が出てしまった」と背景を説明。今回は発言の内容があまりにもひどすぎるため、会社の判断として報道されたともコメントしていた。
これには、ネット上で「保守派は、なぜ日本がここまで少子高齢化になっているのか、その理由を考えたことがあるのだろうか」「やはり金子さんのような考え方をする保守層は少数派なんでは」といった声が聞かれた。
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