マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2月17日公開)のワールドプレミアが日本時間2月7日、アメリカ・ロサンゼルスにあるリージェンシー・ヴィレッジ・シアターにて開催。アントマン/スコット・ラング役のポール・ラッドとワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリンリリーら豪華キャスト&スタッフ陣が一堂に会した。

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マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「新たな“アベンジャーズ”に続く作品」と明言する本作。身長わずか1.5cmの最小ヒーロー、アントマンワスプは“量子世界”へと導く装置を生みだした娘のキャシーたちと共にミクロよりも小さな世界へと引きずり込まれてしまう。そこで待ち受けていたのは、過去と現在、未来すべての時を操る能力を持つ征服者カーンだった…。

大勢の熱狂的ファンの前に登場したのは、ラッドとリリーの他、カーン役のジョナサンメジャース、キャシー役のキャサリンニュートン、さらにマイケルダグラスミシェルファイファー、ビル・マーレイら大御所俳優陣と、ウー捜査官役のランドール・パーク。ペイトン・リード監督とファイギに加え、アイアン・ハート/リリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーン、アメリカ・チャベス役のソーチー・ゴメス、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」のニッキ役のジンジャー・ゴンザーガもスペシャルゲストとして会場を沸かせた。

アントマンの最初の2本の映画は“家族”というもの、親と子どもとの関係というものに焦点を当てていましたが、それは本作でも変わりません。ただ状況が少しばかり途方もなく大変になっています」と本作の見どころを語るラッドは「マーベルのようなファンを持っている作品は他にありません。ファンのアントマンに対する深い愛情を見せつけられてうれしいです。本作を観て楽しんで、今後の新しいアベンジャーズで起こることにもワクワクしてもらえたらさらにうれしいです」と大興奮でファンへの感謝を述べる。

一方、プロデューサーのスティーブン・ブラサードは「アベンジャーズの新作は『ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』というタイトルで発表しています。そしてカーンがこの映画に登場する。MCUの未来はこの映画にかかっていると言えるでしょう」と、本作の重要性を語ると、「いくつかの興味深い伏線が出てきますが、それもすべてが本作では明らかになりません。新たなアベンジャーズの始まりに過ぎないのです」と興味をそそるコメントも。

さらにファイギも「本作は単にひとつの新しいストーリーであるのではなく、途切れなく続くひとつの“家族”のストーリーであるところも魅力です。そして本作ではカーンが登場しますが、これは私たちが何年も街に待っていたこと。本作でジョナサンメジャースが鮮烈なデビューをしますので、観客の皆さんに早く観てもらいたいです!」と熱烈にアピール。いよいよ幕を開けるMCUの“フェーズ5”。その全貌が明らかになる瞬間が待ちきれない!

文/久保田 和馬

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ5の幕開けを告げる『アントマン&ワスプ:クアントマニア』がついにお披露目/[c]Marvel Studios 2023